汚れガード、掃除ラクラク きれい長続きさせる一工夫

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写真はイメージ=PIXTA
写真はイメージ=PIXTA

寒い時期の掃除は気が進まないもの。暖かくなり、イザと取り組む人も多いだろう。今回は、きれいが長続きする住まいの汚れ予防について、家事ジャーナリストの山田亮さんが解説する。

進学や就職に合わせて家庭の状況も変わるこの季節、大掃除の機会にするのも悪くない。せっかく掃除するのなら、少しでも長くきれいな状態を維持したい。我が家で実践中の、汚れを簡単にリセットできる方法を紹介する。

大掃除といえば換気扇。油やホコリでベタベタになりがちだ。防止策として一番手軽なのは、ペーパー状のフィルターを取り付ける方法。レンジフードや換気扇に汚れが付きにくくなる。ただし付けっぱなしはNGだ。油などでフィルターが目詰まりした状態を放置すると、換気扇の吸い込み力が落ち、油分を含んだ空気がキッチンや隣接する居間、リビングにも広がる。交換はマメにしよう。

コーティングで 油落としやすく

ホームセンターなどで購入できるスプレー式のコーティング剤も便利だ。自宅の換気扇が「シロッコファン」と呼ばれる、縦長の板のような羽根が筒状にとりつけられた構造の場合、溝に入り込んだ油汚れをかき出すのは大変な作業だ。一度、掃除をした後にコーティングしておけば、付着した汚れが落ちやすくなり、次回からはお湯で流すだけでかなりきれいになる。

コーティング剤にはシンクや洗面台など、水回り用の製品もある。掃除をしても、水アカ汚れがすぐにたまってしまう、という人にオススメだ。シンクは長年使っていると、水をはじく力が弱まり、水切れが悪くなる。するとたまった水に含まれる微細なゴミがシンクの表面に残る。そのゴミを足がかりに次のゴミがたまる。その繰り返しで水アカがたまる。水滴が玉状に残らず、大きなアメーバ状に残るようだと要注意だ。

ステンレス製のシンクの場合、専用の洗剤などで表面を一度キレイにした後にコーティングすると、水アカ汚れがつきにくくなる。ただし最初からコーティングしてある場合や、人工大理石の場合は手入れ方法が異なることもある。メーカーのカタログで確認したり、カスタマーサービスに問い合わせたりしてから作業にかかってほしい。

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