■6位 キーホルダー 430人

キーホルダーは鍵を意味するキー(key)とホルダー(holder、入れ物)をくっつけた和製英語。日本語の発想から英語にそのまま直訳して作られた和製英語だが、「英語話者は壁にかけられるフックのようなものを想像するかも」(考える会)。正しくはキーチェーン(key chain)もしくはキーリング(key ring)と表現する。

最も正答率の高かったのは30代女性の78%。70代は男女とも30%台だった。応用例として、My daughter gave me a six-ring key case for my birthday(娘から誕生日に6連のキーホルダーをもらった)。

■7位 アフターサービス 424人

日本でアフターサービスは商品の購入後に売り手から提供される点検や修理といったサービスを意味するが、英語話者には通じない。正しくは after-sales service。これが略されて日本ではアフターサービスと言われるようになったようだ。英国や豪州では post-sales serviceと言う。

「パーソナルコンピューター(personal computer)をパソコン、エアコンディショナー(air conditioner)をエアコンと言うなど、和製英語にはこの種の省略語が多い」(宮田さん)。正しい用法としては例えば What kind of after-sales service do you offer?(どんなアフターサービスがあるのですか)。

■8位 ワインクーラー(卓上用) 413人

「米国でワインクーラーと言うと、扉のついた冷蔵庫型の保冷庫を指す」(考える会)。卓上のワインを冷やす容器は正しくは、a wine bucket。日本でもワイン愛好者が増え、ワインクーラーを使うことも珍しくなくなった。パーティーに外国人の友人などを招いた時などは「ワインバケット」と正しく使いたい。

正しい用法としては例えば、Do you carry a wine bucket?(ここでワインクーラーは買えますか)、Keep the chilled wine cold in a wine bucket(冷えたワインをワインクーラーで冷やしておきましょう)など。30代男性の正答率が最も高く、93%だった。

■9位 フライドポテト 390人

英語で fried potatoesと注文すると、油で揚げたジャガイモ料理が店で出てきてしまうので注意したい。正しくは米国では French friesもしくは、Belgium fries、英国では chipsを使うのが一般的だ。

米国ではひところ、フレンチフライを「フリーダムフライ(freedom fries)」と呼ぶことがちょっとしたブームになった。「フランスがイラク戦争への加担を拒否したため、一部の米国民が反仏活動を行い、『自由のフライ』と言い換えた」(考える会)。戦争の終息とともにフレンチフライに戻った。正答率は30代男性の71%が最も高かった。

■10位 コンパニオン(パーティーなどの) 348人

日本で「コンパニオン」は宴会やイベントなどで接待にあたる女性を指すが、英語の companionはもともと「仲間」「連れ添い」という意味で接客や接待をする職業という意味は全くない。正しくは a promotional model、 a banquet attendantと言う。

正しい用法としては例えば She acted as a promotional model for the motor show(彼女はモーターショーのコンパニオンを務めた)、She left behind her companion of thirty years(彼女は30年来の伴侶を残して亡くなった)。

■和製英語だと分かった人が多いベスト3

1位 ペーパードライバー

a person with a driver’s license but no practice

2位 サラリーマン

company employee, office worker

3位 ガソリンスタンド

gas station

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英語学習にはマイナスの和製英語
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