外装も内装もぐっと優雅に

そんなノートの続編が、20年12月発売の新型ノートe-POWERだ。ノート全体としては3代目、ノートe-POWERとしては2代目に当たる。今世代から通常のガソリンエンジン車を無くし、e-POWER専用車になった。

待望のオールニューモデルであり、先代とは見た目から中身まで全然違う。プラットフォームには、同時期に発売されたルノー・ルーテシアと共通のCMF-Bを採用している。エクステリアはオーガニックで柔らかな面構成を持ち、どこか優雅なフランス車っぽい雰囲気を身にまとう。

ボディーサイズは先代と比べて全長が55ミリメートル、ホイールベースは20ミリメートル短くなり、取り回しが良くなった。ラゲッジ容量はほぼ同等レベルを確保し、リアシートはヒザ前スペースこそコブシ半分ほど減っているが、大人3人が普通に座れる。総じてパッケージに大きな不満はなく、コンパクトカーとして満足いくレベルだ。

インテリアはすっきりとモダンに。試乗車はメーターとナビゲーションをつなげたメーカーオプションの統合型インターフェースディスプレーを装着
リアシートは膝前のスペースこそ若干減っているが、大人3人が並んで座れる。コンパクトカーとしては満足できるレベルだ

インテリアは全体的に上質かつモダンになった。インパネ表皮にソフトパッドは使われていないが樹脂の質感は高い。特に小沢が乗った上級グレード「X」は、シート表皮が本革調で、パイピング加工もなされていて質感が高い。操作機器類もイマドキだ。インパネにアナログメーターはなく7インチのデジタルメーターに加え、オプションで9インチのセンターディスプレーも付けられる。シフトレバーは独特の「お寿司」とも呼ばれる電子式。操作がカチカチと決まってキモチがいい。

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予想外の方向へと進化した走り