検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

オフィス家具になるリュック コクヨSTAND BACKPACK

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

日経クロストレンド

コクヨが2021年2月に先行販売を開始した「THIRD FIELD(サードフィールド)」は、テレワーク時代を見据えた新ブランド。オフィスを持ち出すことを主眼に置いたビジネスバッグやドキュメントスタンドなどのアクセサリー類を展開する。その中核にあるのが、「STAND BACKPACK」という「立てられる」ビジネスリュックだ。

開発がスタートしたのは19年7月。その過程で行われたのが、実際のコワーキングスペース「WeWork なんばスカイオ」で働く人々をじっくりと観察することだった。そこから、リュックの具体的なアイデアやアクセサリーの必要性が見えてきたという。

完成した製品は、一般的なビジネスバッグとは明らかに異なる特徴を備えている。開発チームが何よりも優先したのが、まず「立つ」ということ。「ワークスペースでの働き方を観察している中で目立っていたのが、仕事中に床にだらしなく横たわっているリュックだった。そしてガジェット類はテーブルに散乱。そこで、自立して、ガジェット類の出し入れも簡単に行えるリュックを作りたいというアイデアが生まれた」と同社クリエイティブプロダクツ開発部の木下郁氏は語る。

ユニークなのは、一般的なバックパックのフロントポケットにあたる部分が、まるごと「立たせる」ためのスタンドとして機能すること。ショルダーストラップを幅広のバンドで押さえる仕組みも、3Wayバッグ的な発想ではなく、床に垂れていると衛生的に問題があるし、だらしなく見えるという視点で作られている。こうした発想は、バッグメーカーではなく「オフィス家具メーカー」としてのコクヨならではと言えそうだ。

仕事道具を定位置にしまえる収納部の構造とは

同社商品企画部の伴和典氏が「机の袖にある引き出しの代わりになるバッグを作ろうと考えていた」と語るように、このリュックは机の横に置いた状態での使い勝手を考えた製品。通常、バッグメーカーは手に持っているときや移動中の機能からバッグの設計を組み立てていくが、STAND BACKPACKは「持ち歩ける引き出し」が発想の原点だ。

そのため、机の上や床に置くのではなく机の脇に立てて使い、2段に分かれている収納の上部にはガジェット類や筆記具などを、下部にはそれ以外のものを入れるというスタイルになっている。

上段の収納部は、どこに何を入れるかが明確に想定されており、まるでオフィスデスクの最上段にある仕切りが付いた引き出しのよう。水筒や折り畳み傘など使用頻度が低いものは下段の収納部へ入れる。これもまたデスクの袖の引き出しと同じ構造だ。下段はサイドのジッパーを開けて出し入れする。

背負いやすさや、立てたときの接地部分を少なくすることを考慮し、厚みは水筒やペットボトルを想定した薄めのサイズに設定。バッグに入れるノートパソコンに合わせて、大小2つのサイズを選べる。レンズ交換式のデジタルカメラなど荷物を多く持ち歩く場合は、収納部が若干大きい15.6インチモデルを選ぶ方がいいだろう。

THIRD FIELDシリーズでは、他にも立てられる書類ケース「STAND DOCUMENT BAG」や、スマホが2台入る立てられるポーチ「STAND PHONE POUCH」など、オフィスの机を再現するような様々なツールを展開。テレワークやフリーアドレスなど、働く「場所」や「時間」を自由に選べる時代に向けた「持ち運べるオフィス家具」は、新たなジャンルとして広がりそうだ。

(ライター 納富廉邦)

[日経クロストレンド 2021年03月8日の記事を再構成]

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

関連企業・業界

企業:

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_