レザー製なのに水に強い最新モデル

高級感のあるレザーモデルでありながら、はっ水性を備えた「PORTER COMMUTER デイパックS」。機能性を追求しながらもサステナブルなもの作りを意識した、同社の最新レザービジネスシリーズ「PORTER COMMUTER」の注目アイテムだ。
表革には、皮革産業における倫理・安全・環境面での持続可能な構造を目指す、LWG(レザーワーキンググループ)という世界的な第三者機関に認定されたイタリアのタンナー、マストロット社の牛ステアを使用。しっかりとした厚みがあり、繊維も締まっているため適度な硬さを持ち、革を仕上げる過程ではっ水性を持たせている。裏地にはペットボトルを再生して作ったポリエステルオックス生地を使用するなど、SDGs(持続可能な開発目標)に向けて取り組む姿勢が現れた商品となっている。
メイン収納部がファスナーによってコの字に開く構造になっており、大きな荷物も出し入れしやすい。内装にマチのあるスクエアポケットを搭載し、ノートパソコンや書類などを仕分けして収納できる。
立体的なフロントポケットも収納力が高く、使い勝手が非常によい。背面にはキャリーケースのハンドル通しが設けてあり、出張や旅行にも対応できる。
20年秋冬シーズンの新商品として、20年11月に発売。レザーモデルということもあり、同社のナイロンモデルと比べて年齢層の高い30~50代に支持されているという。

(ライター 津田昌宏、写真 宮前一喜、スタイリング 宇田川雄一)