韓国俳優、Netflixを中心に続々登場 世界にアピール特集 2021年の主役(3)

日経エンタテインメント!

2021年注目のニュースターを紹介する特集。第3回は、『愛の不時着』などの配信作品で話題になった韓国俳優の出演作を取り上げる。

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新たなファンの獲得によって、第4次韓流ブームが起きた2020年。21年もNetflixを中心にスターが登場する。

ソン・ジュンギ 1985年生まれ。16年、『太陽の末裔Love Under The Sun』の大ヒットでトップスターに。『スペース・スウィーパーズ』では、金のためなら何でもやる操縦士役で主演。写真はNetflixオリジナル映画『スペース・スウィーパーズ』(独占配信中)

その筆頭が、総製作費240億ウォン(約23億円)を掛けたと言われる韓国初のSF映画『スペース・スウィーパーズ』に主演するソン・ジュンギだ。ユ・アインも、映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』のヨン・サンホ監督と組んだホラーミステリードラマ『Hellbound(英題)』の主演を決めている。またコン・ユは、SFホラーの『静かな海(原題)』でペ・ドゥナと共演。中堅の実力派俳優たちが世界へアピールする。

ソンガン 1994年生まれ。17年デビュー。『Sweet Home』では思いも寄らずモンスターと闘うことになる、引きこもりの高校生を熱演。写真はNetflixオリジナルシリーズ『Sweet Home -俺と世界の絶望-』(独占配信中)

20代半ばの若手では、20年末から配信中の『Sweet Home-俺と世界の絶望-』の主演、ソンガンも注目株。『恋するアプリ LoveAlarm』で、そのアイドル並みの甘いマスクはすでに海外でも知られる存在。21年は同作シーズン2の配信も控え、ますます勢いに乗りそうだ。

国内視聴トップテンの上位に位置する『スタートアップ:夢の扉』の主演ナム・ジュヒョクは、『ジョゼと虎と魚たち』をリメイクした韓国映画『ジョゼ』(原題)が日本公開予定。

チョン・ジョンソはハリウッド映画主演

名子役から大人の俳優へと脱皮したヨ・ジング、ミリタリーアクション・ドラマ『サーチ(原題)』やファンタジー時代アクションドラマ『朝鮮駆魔師(原題)』などに出演するチャン・ドンユン、1月に除退したド・ギョンスらも、21年のさらなるブレイクが期待できる。

女優で注目は、主演したハリウッド映画『モナリザ・アンド・ザ・ブラッドムーン』の公開が控えるチョン・ジョンソ。Netflix映画『ザ・コール』で演じた殺人鬼役の評価も高く、ドラマ・映画のオファーが引きも切らない。

人気のウェブトゥーンの実写化ドラマ『女神降臨』でヒロインを務めたムン・ガヨンは、コメディエンヌとして開花しそう。ポン・ジュノ監督『グエムル~漢江の怪物~』(06年)で女子中学生を演じたコ・アソンも、映画『Samjin Company English Class(原題)』に主演。90年代を舞台に、ベテランOLたちが会社の不正に立ち向かう痛快コメディだ。

(ライター 前田かおり)

[日経エンタテインメント! 2021年2月号の記事を再構成]

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