オーバーサイズが苦手な大人も リーズナブルな価格も魅力

「春物という印象もありますが、実は長い期間着られるのがスプリングコートの魅力です。インナーを工夫することで春から初夏、秋から初冬まで使えますよ」

そう語るのは、大阪市西区南堀江にある「HUNKY DORY(ハンキードリー)」大阪店の店長、塚本康博氏だ。日本発のManual Alphabet(マニュアルアルファベット)のコートを紹介してくれた。フランス軍が着用していたレインコートをもとにデザインされた一着だという。

「大人が楽しめるシャツ作り」をコンセプトに掲げる、日本のドレスシャツメーカーによるブランド。熟練した職人が裁断から縫製までを行っている。両サイドのポケットの内側にはスマートフォンや鍵などを収納できるサブポケット付き。Manual Alphabet / HIGH COUNT BURBERRY YOKE COAT 1万8480円(税込み)

「縫製箇所が少なく、ストンと落ちるような美しいシルエットが特徴です。トレンド感のあるゆったりとしたサイズですが、だらしなく見えません。オーバーサイズには抵抗があるという30代、40代の方は多いですが、これなら安心して着ていただけます」

生地は毛羽立ちの少ない「コーマ糸」を高密度に織り上げた「バーバリー生地」。淡い光沢があり、堅ろう性も高い

国内の職人が手作業で作り上げるブランドだけに、クオリティーの高さも魅力的だ。

「生地の表情やシルエットに、一目でこのブランドと分かる品の良さがあります。スエットからシャツまで幅広いアイテムと相性がいい。いつも通りのコーディネートに合わせるだけで、大人っぽくまとまります。2万円以内に収まるリーズナブルな価格も人気の理由ですね」

ジーンズにセーターというオーソドックスなアイテムと合わせたコーディネート。シルエットがきれいだ

桜の季節をイメージ 入門にも最適

東京・吉祥寺にある「ROL(ロル)」のストアセールスマネージャーの葛西剛史氏にも話を聞いた。紹介してくれたのは、EEL Products(イールプロダクツ)の「サクラコート」。同店で10年以上取り扱っている人気商品だ。

「イールプロダクツのアイテムは『砂浜』や『花火』など、明確なシーンが設定されています。こちらは桜の季節をイメージした一着。青空のようなブルーがなんとも爽やかです。風を通しにくい高密度のコットン生地を使用していているため、12月頃から着用される方もいらっしゃいますよ」

普遍的ながらも特別感のあるアイテムをテーマに掲げるブランドの一着。表と裏で収縮の異なる生地を使っているため、洗うたびに膨らみのある柔らかな表情に変化する。EEL PRODUCTS / サクラコート 3万7950円(税込み)
ベージュに近い色味の「ウォルナット」も展開

一般的なスプリングコートに比べ、着丈がやや短めなのもポイントだという。

ベージュのスラックスと合わせて。着丈が短めで、どんなパンツにも合わせやすい

「近年は着丈が長く、シルエットもオーバーサイズのコートがトレンドですが、着慣れない人にとっては抵抗もあるようです。その点、サクラコートはすっきりとしたシルエットなので、取り入れやすい。スプリングコートの入門編としてもおすすめです」

文:FACY編集部 山梨幸輝(https://facy.jp/)


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