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2021/2/27

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先行オアシス、スーツに寄せる「高級化」路線も

WWSのBizモデル。フェイクチーフやフラップポケットなど、フォーマル感が増した。パンツはセンターライン入りだが、ファスナーポケットやウエストゴム仕様で機能性を持たせている

ワークマンが低価格に抑え、作業着として1シーズンごとに買い替えてもらう販売戦略を取っているのに対し、オアシスでは、作業着スーツから着用シーンを選ばないボーダレスウェアブランドにリブランドすることを発表、第1弾として「WWS Bizモデル」を発売した。

価格はジャケットが1万9800円、パンツが1万3200円と、他社よりも高めの設定。従来モデルに比べ、立体的なシルエットを持たせ、胸ポケットもファスナーポケットから箱ポケットに代え、フロントポケットにはフラップを付けるなど、よりフォーマルな印象に仕上げており、スーツ寄りに軸足を移している。

「生地は自社オリジナル素材の『アルティメックス』を使い、毎年バージョンアップして機能性や品質を高めている。同じウオッシャブルといっても耐久性には自信がある。風合いにも優れ、在宅でも作業場でもパーティーでも使える究極のマルチウエアとして売り込みたい」と同社では話す。

サイクルベースあさひ、417EDIFICEとのコラボモデルを2月下旬に発売。裾の巻き込みを防ぐバンドや収納力に特徴

ラインアップ拡充のため、有名セレクトショップなどとのコラボ商品にも力を入れる。417EDIFICEやサイクルベースあさひとの自転車ユーザー向けの商品のほか、ユナイテッドアローズとのオーダーメードモデル、SHIPSとのレディースモデルなども発売する。

AOKIに予約殺到 モノタロウは会社向けで実績

そのほか、21年2月に上下4800円の「アクティブワークスーツ」で参入したAOKIも、予約開始後2週間で完売の売れ行き。2月22日には新色を追加して予約販売を再開。「スーツ工場で作った確かな立体縫製やオリジナル生地」を売り物にしており、低価格とスーツ専門店の強みを生かして市場を開拓する。

20年6月に作業着スーツのPB商品を発売したモノタロウも企業などからの受注が好調で、サイズや色展開などを拡充し、販促にも力を入れていく考えだ。こちらはジャケットが1万989円、パンツが7689円とワークマンとオアシスの中間の価格帯だ。低価格化やラインアップの強化など、期待のかかるところだ。

モノタロウの作業着スーツ。高機能素材のLUXTRIMAと導電性複合繊維を採用し、機能性を確保している
AOKIの「アクティブワークスーツ」も伸縮性やウオッシャブル、シンプルな仕立てが特徴
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