クリアでキリリとした写りに驚いた

人通りが少ない商店街にある店先を撮った。「X-T4」「X-Pro3」「X-T30」といった上位機種と同等のセンサー「X-Trans CMOS 4」、および画像処理エンジン「X-Processor 4」を採用しているため精細かつ色鮮やかな写りだ。より解像度を重視した「ローパスフィルターレス」の機種なので商品の文字や値札まで実にシャープ。軽さからは想像できない上質の描写だと感じた
ガラス越しに神社を撮ったが、そのクリアでキリリとした写りに驚いた。現像作業を必要とするRAWではなく、撮って出しのJPEGでの最高画質を信条としている富士フイルム機ならではの高画質だ。ビギナーからベテランまで満足のいく仕上がりである
「X-S10」はとても軽くてコンパクトだ。ちょっとした旅行にはもちろん、毎日持ち歩いての日常的なスナップ撮影でも大いに活躍するカメラになっている。カフェでのひとときも雰囲気を乱すことなくサッと捉えることが可能だ。ルックスも品があって、大人が持ち歩いてもシックリとくるデザインだ
軽量コンパクトながら上位機種と同等のボディー内手ぶれ補正機能を搭載している「X-S10」は、低照度下の撮影でも臆することなくシャッターを切ることができる。手ぶれ補正機能も最大6.0段分と申し分ないが高感度特性にも優れるので、夜間はもちろん暗い店内やホールなどでの撮影でも安心して使えるカメラだ。いつでもどこでも活躍することだろう

【記事本編はこちら】富士フイルムX-S10 強力手ぶれ補正、驚きの415グラム

三井公一
iPhoneで独自の世界観を持つ写真を撮影している。2010年6月新宿epSITEで個展「iの記憶」を開催。同年10月にはスペインLa Panera Art Centerで開催された「iPhoneografia」に全世界のiPhonegrapherの中から6人のうちの1人として選ばれる。http://sasurau.com/
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