清原果耶 所属事務所主催の「アミューズオーディションフェス2014」でグランプリ。18年にNHKで放送された『透明なゆりかご』で連ドラ初主演して、演技力の高さが視聴者にインパクトを与え、19年は朝ドラ『なつぞら』にも出演した。2002年1月30日生まれ、大阪府出身

女優では、“2021年の顔”候補の最右翼が、1月で19歳になる清原果耶。春スタートの朝ドラ『おかえりモネ』主演に加え、ヒロインを演じる近日公開の『夏への扉‐キミのいる未来へ‐』、3月公開の主演作『まともじゃないのは君も一緒』など、映画も発表されているものだけで5本。演技力の高さには定評があり、大ブレイクを予感させる。

10代女優は演技派が台頭

同じ10代では、森七菜も演技力が評価されて活躍の場を広げてきた1人。19年に新海誠監督のアニメーション映画『天気の子』でヒロインの声優を務め、朝ドラ『エール』にもレギュラー出演。昨年秋には『この恋あたためますか』で連ドラ初主演を果たした。今年は、SixTONESの松村北斗とW主演する映画『ライアー×ライアー』が公開されている。

また、昨年はドラマ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』や映画『ジオラマボーイ・パノラマガール』、今年も2月に『樹海村』が公開された山田杏奈も、10代から主演作を重ねてきた1人だ。

20代で主演女優のローテーションに大きく近づいたのが上白石萌音。20年1月期の『恋はつづくよどこまでも』でGP帯連ドラに初主演。SNS上でも話題を集め、「Yahoo!検索大賞」の女優部門賞にも輝いた。1月期は同じ枠の『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)で再び主演を務める。

20年1月放送の前作が好評を博し、今春に「第2期」のスタートが決まったドラマ『ゆるキャン△』(テレビ東京系)の主演は、22歳の福原遥。キャンプブームのけん引役とも言われる原作コミックのファンも納得した再現度の高さが評価された。福原は初夏公開の劇場アニメ『フラ・フラダンス』でも、声優として主演を務める。

小西桜子は昨年2月公開の『ファンシー』で商業映画デビューしたばかりの22歳。しかし、昨年末の『猫』、1月期の『京阪沿線物語~古民家民泊きずな屋へようこそ~』(テレビ大阪・BSテレ東)と深夜ながら連ドラ主演が続く。芸能事務所に所属せず、インスタグラムを通じて彼女をスカウトしたマネジャーと活動するスタイルも異例。懐かしさと癒やしの魅力を秘め、さらに浮上しそうだ。

一方、21年は“女優元年”として注目されるのが、欅坂46(当時)を昨年脱退してソロ活動をスタートした平手友梨奈。18年の映画『響‐HIBIKI‐』で主演経験があるが、1月に公開された映画『さんかく窓の外側は夜』、近日公開の映画『ザ・ファブル殺さない殺し屋』に出演と、いよいよ本格的に始動する。

(ライター 高倉文紀)

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[日経エンタテインメント! 2021年2月号の記事を再構成]

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