MEN’S EX

2021/2/23

【Q】色文字盤の合わせ方は?

【A】服で色を拾うとよし

昨今トレンドとしても注目されるカラーダイヤル。白や黒の文字盤に比べて個性が光る時計ゆえ、洋服の合わせに迷うかもしれない。そんなときは、文字盤の色を拾って洋服選びをすると統一感を出せる。写真ではニットとパンツの柄色でブルーを拾った。

時計126万4000円/ヴァシュロン・コンスタンタン(ヴァシュロン・コンスタンタン) ジャケット11万8000円/カルーゾ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店) ニット3万4000円/ドルモア(バインド ピーアール) パンツ3万2000円/セラー ドア(ザ ソブリンハウス)

【Q】休日にドレス時計はNG?

【A】秋冬ならカジュアルにも意外とハマる

今回の対談でも“ドレスウオッチをあえてカジュアル使いしたい”という意見が多く聞かれたとおり、今は時計合わせのルールがかなり自由になっている。中でも上質なニットやブルゾンなど秋冬の洋服にはドレスウオッチが意外と合わせやすい。今の時季こそ実践のチャンスだ。

時計280万円/グランドセイコー(セイコーウオッチお客様相談室) ニット1万7000円/ユナイテッドアローズ (ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)

【Q】YG、RG、WGの違いは?

【A】格は同じだが印象は異なる

同じゴールドケースなら、色みが違っても格は同じ。たとえば右のパテック フィリップ「カラトラバ Ref.5196」なら、どれも正統のフォーマルウオッチとして完璧に通用する。一方、ご覧のとおり全く同じデザインでもゴールドの色みが違うだけで受ける印象は大きく変わる。イエローゴールドがオーセンティックな印象であるのに対して、 ローズゴールドやピンクゴールドといった赤みのある金は華やぎや艶気が漂う。ホワイトゴールドは金ならではの高級感を発揮しつつも、端正でシャープな佇まいとなるのが特徴だ。コーディネートだけでなく肌の色みとの相性によっても印象が変わってくるため、自分に似合う色みを吟味して選びたい。

各257万円/パテック フィリップ(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター)

※表示価格は税抜きです。

撮影=伏見早織、岸田克法 スタイリング=宮崎 司(CODE) 構成・文=小曽根広光

MEN'S EX

[MEN’S EX 2021年1・2&3月合併号の記事を再構成]


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