マチ付きで使いやすいL字ファスナー財布

グラマス「German Shrunken-calf L Shaped Zipper mini Wallet Ver.2」(1万6364円) 、サイズ(約)幅117×高さ95×厚さ15ミリメートル

ミニ財布を代表するL字ファスナー財布に、マチを設けることで使い勝手を向上させたグラマス「German Shrunken-calf L Shaped Zipper mini Wallet Ver.2」。コンパクトながらカード最大10枚、紙幣15枚、コイン25枚を収納できる大容量で、マチ付きのため小銭も取り出しやすい。

革のエッジ部分の仕上げに、「切り目本磨き」と呼ばれる手法を採用。革を切って丁寧に磨いた後、複数回にわたって重ね塗りを行うことで、革の重なりが少ない薄型・軽量化を実現した。

切れ込みが入ったカード収納部も特徴の一つ。縦横2点でカードを押さえる設計のため、少ないカード枚数でもずれ落ちることがないという。財布内部の左右に5枚ずつ、10枚ものカードを収納できる。

表革には、ドイツの老舗タンナーであるペリンガー社のシュランケンカーフを使用。きめが細かく柔らかいカーフ(生後6カ月以内の子牛の革)に熱を加えず、収れん性の強いなめし剤で自然な凹凸を持たせたシボ革で、均質な型押しとは異なる多彩な表情が魅力だ。曲げ伸ばしや傷、水ぬれにも強く、色落ちや退色もほとんどないため、経年変化を楽しむ革とは対照的に美しい発色を長く楽しめるという。

グラマスを展開する坂本ラヂヲの経営企画部広報課・照屋杏奈氏は「20年の売り上げは前年比205%」と話す。購買層は20代後半~40代の男女で、男女比率は7対3。同社が展開する同素材のiPhoneケースとあわせて持つ人が多いという。

片マチ付きで財布がしっかり開く。小銭の視認性が高く取り出しやすい

コイン収納が独立、別々に携帯できる

com-ono「SLIM-001」(8000円)、幅95×高さ70×厚さ18ミリメートル(財布本体)

小銭入れと財布を分けて使っている人におすすめなのが、com-ono(コムォノ)の「SLIM-001」。コインケースと財布本体が分かれた構造になっており、コインケースを取り外して別々に携帯できる。

本体はコイン収納部がないため、非常にスリムでコンパクト。それでいて紙幣を折らずに入れられるアイデア設計で、カードも4枚ほど収納できる。また、財布背面にもカードポケットを搭載し、使用頻度の高いカードを入れておくのに便利だ。

コインケースも小さいながら、硬貨を15枚収納可能。キーリングに鍵を取り付けられ、コインケース左右のヒンジに鍵を直接つけることもできる。

イタリアのトスカーナ地方でつくられているドラーロレザーとブッテーロレザーをコンビで使用。ドラーロレザーは2大イタリアンレザーとされる型押しレザーで、高級感のあるきめ細かなシボと、大小のついたリアルな模様を特徴とする。

財布本体とコインケースが分かれており、別々に使うことも可能

(ライター 津田昌宏、写真 野町修平=APT、スタイリング 宇田川雄一)

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