コロナ太り解消の秘策 「階段を上る」にもコツがあるストレス解消のルール

日経Gooday

(c)Siam Pukkato-123RF
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日経Gooday(グッデイ)

巣ごもりを強いられるようになって久しい。ウェブ会議後に立ち上がるとフラついたり、丸まった背中を家族に指摘されたりすることはないだろうか。運動不足や同じ姿勢を続ける生活は、運動機能や姿勢を保持するために大切な筋肉に加え、体の芯・体幹も弱らせてしまう。体幹が崩れると体の各所に負担がかかり、「血行不良」「肩コリ」「腰痛」などに悩まされることにもなる。脂肪もたまりやすく「コロナ太り」の原因にもなる。実は、この悩みを解消するツールとして有効なのが、身近な「階段」のようだ。

昭和大学医学部整形外科の客員教授 平泉裕医師に、「気づくだけで」できる「『コロナ太り解消』のための階段歩行のルール」を教わった。

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私事で恐縮だが、マンション生活が久しい。部屋のすぐそばに階段はあるが、エレベーター使用がほとんどだ。

――平泉医師「それはもったいないことをしていますね。目の前に体を鍛えられるツールがあるのに、使わないなんて。私なんて、自宅はもちろん外出先でも階段を見つけると、『得した!』と思って必ず使っていますよ」

そういえば、「テレワークが続いて運動不足だから、階段トレーニングで鍛えています」と言う人がいたので、マネをして自分も階段を駆け上がってみた。すると、ひどい息切れと足の付け根の痛みというオマケ付きで1日でダウン。以来なんとなく階段を避けるようになってしまった。

――平泉医師「股関節や膝周辺に痛みが出てしまうなら、燃費の悪い上り方をしている証し。いくら頑張っても、それでは意味がありませんよ」

ダラダラ上がりはNG、正しい姿勢でないと効果が出ない

いきなりの辛口だ。「意味がない」というのはどういうことだろうか?

――平泉医師「正しい姿勢で階段を使わないと、運動効果が出ないのです。ダラダラと上ったり、むやみに駆け上がったりしては疲れるだけです」

階段を使うこと自体が良い運動だと思っていたが、どうやら階段を使うだけではダメらしい。

――平泉医師「結城さんのように股関節周辺が痛くなる人は、大抵重心がズレてしまっています。

前かがみになって階段を上がっていませんか? 通常、頭から足元まで体の中心を通る重心ラインがまっすぐに立っていることで、体は安定しています。ところが前傾姿勢になってしまうと、重心ラインが前方にシフトするので、頭と上半身を支えている股関節や膝関節周辺の筋肉への負担が増加。筋肉疲労によって痛みを引き起こしてしまうのです」

確かに、「つらい」という気持ちもあって、少しでも前に進もうと前のめりで階段を使っている気がする。

そもそも、階段で姿勢を気にすることはなかった。

――平泉医師「姿勢は大切ですよ。疲れずに燃費よく階段を使うには、体の軸である重心ラインをまっすぐに安定させて歩くのがコツ。このラインがブレると余計なエネルギーを使うことになりますのですぐに疲れます」

「重心ラインを安定させる」にはどうしたら良いのだろうか?

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