2021/2/19

神藤さんの“コレが欲しい!”

CARTIER(カルティエ)「タンク アシメトリック」

(C) Cartier

繊細なアラビアインデックスとシルバー文字盤に、ルビーのカボションが華を添える一本。「小径好きとしては見逃せない復刻作ですね。目を奪われるほど美しいですが、決してこれ見よがしにならず控えめなのがいい」(神藤氏)世界100本限定。手巻き。47.15×26.2mm。プラチナケース。328万8000円(カルティエ カスタマー サービスセンター)

◇   ◇

「これ見よがしでない美しさに心惹かれてやみません」

神藤光太郎さん

《こう着けたい!》

極力シンプルな服装でサラリと楽しみたい

「スーツやジャケパンに合わせるのが定石ですが、個人的にはカジュアル、それも極力シンプルに合わせたい。カシミヤのミドルゲージニットにジーンズといった普通の格好にさりげなく着けていると、凄く格好いいと思います」

Olivier Arnaud (c) Cartier ニット4万3000円/ノミアモ、デニム2万6000円/イカイ(以上マスタープラン オフィシャルストアー スピラーレ)

神谷さんの“コレが欲しい!”

PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ)「カラトラバ Ref.5196R」

シンプルを極めたデザインでありながら、エッジの立ったベゼルがきらびやかな存在感を発揮。「超正統の一本だけに、いかにカジュアルにこなせるかがオーナーのセンスの見せどころだと思います」(神谷氏)径37mm。RGケース。257万円(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター)

◇   ◇

「ドレス時計の頂点はカジュアルスタイルでこそ魅力的に映ります」

神谷真太郎さん

《こう着けたい!》

チロル風のジャケットで雲上時計を気楽に

「チロリアン風の素朴なジャケットにバンドカラーシャツ、首元にはプリントストールという、ちょっとノスタルジックな服装に合わせました。ドレスウオッチをこれくらい気楽に着けこなせる大人にいつかなりたいものですね」

ジャケット7万5000円/リア、パンツ2万2000円/ブルーワーク、ストール1万5000円/トゥモローランド(以上トゥモローランド) シャツ4万4000円/キャバン(キャバン 代官山店)

櫻井さんの“コレが欲しい!”

JAEGER-LECOULTRE(ジャガー・ルクルト)「マスター・コントロール・クロノグラフ・カレンダー」

クロノグラフとトリプルカレンダーを組み合わせた初のマスター・コントロール。「クロノグラフですが非常に端正でドレス感がありますね。大きすぎない40mm径も気品たっぷり。私にとって理想的なカジュアル時計のひとつです」(櫻井氏)自動巻き。径40mm。SSケース。160万8000円(ジャガー・ルクルト)

◇   ◇

「クロノグラフなのにとても端正。気品あふれる一本です」

櫻井辰也さん

《こう着けたい!》

スポーティな装いと手元のギャップを楽しんで

「イエローのカシミヤ混ブルゾンにエラスティックウエストのパンツ、足元もスニーカーというくだけた装い。でも、手首だけはエレガントという意外性が面白いと思います。わざとテイストをずらした時計選びが私の好みですね」

ブルゾン26万8000円/クルチアーニ、ニット11万9000円/シーズ、パンツ4万円/PT TORINO、マフラー5万7000円/ジョシュア エリス、靴2万4800円/リプロダクション オブ ファウンド(以上ストラスブルゴ)

対談(2)カジュアルに合わせたい時計は?

M.E. カジュアル用の時計というと、もっとスポーティなものを想像しますが、皆さんの選択は意外やドレス寄りですね。

神藤 薄くて小さい、上品な時計をカジュアルに取り入れるって、凄く趣味がいいですよね。ファッション的にどうこうよりも、ライフスタイル的な美意識かもしれません。上質を極めた逸品を、これ見よがしでなく自然に取り入れる。そういうスタイルって、豊かな心の表れではないかと思います。

神谷 その通りですね。僕が「カラトラバ」をあえてカジュアル用時計に選んだのも、同じような感覚です。お客様の中にもこういう使い方をしている方がいますが、本当に憧れますね。

櫻井 お洒落なスタイリングだなぁ。全部買いたいくらい(笑)。

M.E. 櫻井さんが選んだのも、クロノグラフながらドレス感のある時計ですね。

櫻井 実は私もお二方と同意見で、あえてエレガントな時計をカジュアルに合わせたかったんです。これも一種のハズシといえますね。リラックスした服装なんだけど、手元を見るとドレッシーというギャップが面白いかなと。

M.E. 王道時計も合わせ方次第で新しい魅力を発見できますね。勉強になりました!

※表示価格は税抜きです。

撮影=伏見早織 スタイリング=宮崎 司(CODE) 構成・文=小曽根広光

MEN'S EX

[MEN’S EX 2021年1.2&3月合併号の記事を再構成]


SUITS OF THE YEAR 2020
Watch Special 2021
GIFT SPECIAL 2021
SUITS OF THE YEAR 2020
Watch Special 2021
Instagram