2021/2/4

ビジネス英語・今日の一場面

【日本人の心の中】
 botherって「邪魔をする」ってことよね。can't be bothered つまり邪魔されたくないってこと? 仕事に熱中してたのね。声かけて悪かったかしら……。

botherには「邪魔する」という意味があり、Don't bother me.で「邪魔しないで」はよく使われます。また、誰かが話しているところに割り込む際に、Sorry to bother you, but ...(お邪魔して申し訳ないんだけど……)などと断ってから話しかけたりします。そのため、ユウカはcan't be botheredで「邪魔されたくなかった」と取ってしまいました。しかしbother to ...で「わざわざ~する」という意味ですので、その受け身形であるbe bothered に打ち消しのcan't を伴うことで「わざわざ~したくない」「~するのは面倒だ」という意味になります。何かするのがおっくうである、という気持ちを伝えるときに使います。

会話での使い方を見ていきましょう。

今回のトーマスのように、日常会話において、誰かのお誘いなどに対して、「それはちょっと面倒だな~」という気持ちを伝えるときによく使われます。

A: Are you going to the party tonight? 今日の飲み会は行く?

B: We went out drinking last night, too. I can't be bothered to do it again today. 昨日も飲み会だったから、また行くのは面倒だな。

上記のようにcan't be bothered toのあとに面倒なことを続け、軽い感じで使います。絶対にいやだ!というわけではないけど、行く気が起きないな、というニュアンスです。もし相手がどうしても、というなら行くかもしれないというイメージです。

A: What should we do for dinner? 夕飯どうする?

B: I can't be bothered to cook, so let's order something. 作る気がおきないから、何か頼みましょう。

誰かに何かを提案されたり、質問されたりして、「~する気が起きない」「いまいち~する気になれない」と答えるときにもよく使われます。また、以下のように、場合によっては、Can't be bothered.とだけ返事することもあります。

A: Why don't we go for a drink tonight? 今夜飲みに行かない?

B: Can't be bothered. 気分じゃないな。

他にも、 botheredの後にwithを入れると「~にかまってらんない」といった意味合いになります。

A: Mike is complaining again. マイクのやつ、また文句言ってるよ。

B: I can't be bothered with him, just leave him alone. あいつにかまってられないよ、放っておこう。

botherには「悩ませる」「邪魔する」以外にも「わざわざ~をする」という意味があることも覚えて起きましょう。「わざわざ~しなくてもいいですよ」というときは、Don't bother to reply to this email.(このメールへの返信はわざわざしなくてもいいですよ=返信不要です)のように相手に気遣いをするときに使えます。きっぱり「~したくない」というよりも、ある行為をするには気力がない、興味がない、というニュアンスです。

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