投資は「違う値動き」を組み合わせる 株式+債券+…未来の私を変える投資レッスン(5)

【登場人物】
■田丸磨音(たまる・まね)
メーカー勤務5年目の27歳。独身。藤士のレッスンで資産運用の大切さを知り、証券口座を開設した投資初心者。趣味はヨガ。
■里中藤士(さとなか・とうし)
証券アナリスト、ファイナンシャルプランナー。35歳。最近、男性・女性ともに若い世代から資産運用に関する相談が増えている。趣味は家庭菜園。

前回:投信選ぶ前にまず資産配分 投資成果の8~9割が決まる

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藤士:前回は証券口座の開設と、運用対象の組み合わせ、つまりアセットアロケーションの大切さについてお伝えしましたね。証券口座はできましたか?

磨音:つみたてNISA(少額投資非課税制度)の口座も含めて開設できました! 早く投資したくてうずうずします。でも、投信をあれこれ選ぶ前にまず、アセットアロケーションを決めるのが先、でしたよね。

藤士:そのとおりです! 何をどれくらい組み合わせるかは、主に投資の目的に応じた運用期間や、投資する人自身の「リスク許容度」によります。

磨音:「リスク許容度」っていう言葉、なんとなくイメージはつきますが……。

藤士:わかりやすくいうと、損失に対してどれだけ耐えられるかです。これには金額的なものだけでなく、精神的なものも含まれます。例えば損をして眠れなかったり仕事が手につかなくなったりするようなら、リスク許容度に合っていない投資といえます。

磨音:資産の組み合わせ方に何かコツはありますか?