服装の自由化で「何を着ればいいのか問題」に直面するオフィスワーカーたち。そんなお悩みに、ショップの敏腕スタッフが一発回答。ビジカジの極意をリアルに伝授！
CASE1 メーカー・企画
【Q】仕事柄アクティブに装いたいが、立場上だらしなく見えないようにしたい
【A】スポーティーかつきちんと見えるジャージーセットアップがおすすめです
＜悩める企業人＞
大塚洋平さん（NEC 東京オリンピック・パラリンピック推進本部）
五輪スポンサーを機に始まった、デジタル技術を活用した事業創造に従事。リーダーらしい威厳を保った、スポーティな装いを模索中。
年齢：40歳 身長：181cm
■職場内ドレスコード
ノータイ○ クルーネックインナー○ デニム○ スニーカー○
■普段の装いや働き方
東京五輪関連の関係者やスポーツ団体の指導者の方々に会うことが多く、かっちりしたスーツスタイルだとかえって浮いてしまうことも。カジュアルなジャケパンスタイルが中心。出張や移動の機会も多い。
＜教えてくれる人＞
菅生浩章さん（トゥモローランド 丸の内店）
ドレス担当歴15年を誇るベテラン。ドレスへの造詣も深く、近隣のビジネスマンからの信頼も厚い。休日は出身大学のアイスホッケーチームのコーチも務める。
大塚 普段、スポーツ関連団体の方やアスリートにお会いすることが多いので、カジュアルな服で仕事をしています。
菅生 服装の自由度は高いですね。
大塚 はい。とは言っても、マネージャーという立場上、あまりにラフに見える装いは避けたいです。
菅生 であれば、やはりジャケットは羽織るべきでしょうね。
大塚 そうですよね。ただ、ジャケパンってワンパターン化しがちで、だいたいいつも似たような格好になりがちで……。
肩ひじ張らない、力の抜けた雰囲気があるのにだらしなく見えない装いを心掛けている大塚さん。この日も普段のジャケパン通勤スタイルで登場。タイを締めないこともあり、カジュアル感が先行しがちに。
コレを着てみた！
霜降り柄をプリントしたウールコットンジャージー素材のセットアップ「UTILITY」。こちらは、きれいな佇まいとスポーティさが共存する生地感が魅力。胸部分にわずかに入れた芯地が、程よい構築感を保ち上品さを担保する。ジャケット6万5000円、パンツ2万5000円
菅生 こちらはいかがでしょう。同色のパンツを組み合わせた装いも愉しめるセットアップ。上下別々でも購入が可能です。なかでも最近、特に店頭で人気なのが、こちらのようなジャージー素材のもの。ぜひ触ってみて下さい。
大塚 この生地凄く伸びます！ 実は高校時代、野球部でピッチャーをしていたので、お尻から太腿にかけての筋肉が張るという悩みがあって。伸びるパンツなら電車移動も楽。しかも上下揃ってスーツのようにも見えるので、上品で大人らしいですね。
菅生 インナーは季節感もあって柔らかい印象を演出できるニットなどいかがでしょう。スポーティに見せるならクルーネックが最適。
大塚 動きやすいし新鮮です。
菅生 足元は歩きやすいスニーカー。上品さを意識したシックな黒のオールレザータイプにしました。
大塚 爪先がシュッとして、お洒落に見えます。これなら一日中着用していても、疲れ知らず。足取りも軽く、仕事に集中できますね。
「セットアップはスーツのように上下に統一感が生まれて便利ですね。しかも、ジャージー素材なので、体型の悩みも同時に解消。プリント柄が施されたという素材でしたから、ジャージー素材のスポーティさも緩和され、程よく落ち着いた雰囲気に見えたところも良かったと思います。これなら、休日ジャケット使いしても良さそうです。インナーは、これまではシャツ一辺倒でしたが、秋冬ならではのニットも新鮮でした」(大塚さん)。 セットアップは上と同じ。ニット 1万7000円／トゥモローランド トリコ、鞄 6万4000円／ダニエル & ボブ、靴 4万9000円／コモン プロジェクト
発表会など人前に立つ機会もあるという大塚さん。ジャケットを単品使いして、タイドアップスタイルに挑戦。「デニム生地のシャツは初めてでしたが、寛いだ雰囲気でとても新鮮でした。タイもこれまではシルクばかりでしたが、ニットタイなら軽やかに見えますね。ストレッチが効いたジャケットなので、移動中も快適。長時間のデスクワークもこれなら疲れ知らずですね」。(大塚さん) ジャケットは上と同じ。シャツ 3万3000円／マリア サンタンジェロ、タイ 1万2000円、パンツ 2万2000円／以上トゥモローランド
商品のお問い合わせ先は、トゥモローランド 0120-983-522
