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子にも役立つ洗顔の正解 洗うタイミングや水温は?

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日経DUAL

子どもと一緒にお風呂に入ると目を離せず、きちんとメイクを落としたり、丁寧に洗顔したりする時間が取りにくいもの。しかもクレンジング剤はオイルにジェル、洗顔料もせっけんからクリームタイプまで幅広く、何をどのように使ったらいいか迷ってしまいますね。だからこそ、正しいやり方や商品の特徴を知って、クレンジングと洗顔の効率をアップしましょう。後半は子どもにも役立つ洗顔のコツを紹介します。

クレンジングと洗顔は役割が異なる

皆さん、こんにちは。コスメコンシェルジュの小西さやかです。

最近はマスクをしたままだからメイクも薄めだし、しっかりクレンジングと洗顔をしないまま寝てもいいかも……と考えている人がいたら、要注意! メイクが肌に残ったままだと汚れが毛穴に詰まってニキビの原因になったり、色素沈着を起こしてシミやくすみの原因になったりします。肌にトラブルがあっては、せっかくのメイクも映えません。丁寧なクレンジングと洗顔は「メイク&スキンケアの基本のキ」です。

ところで皆さん、クレンジングと洗顔の違いをきちんとご存じですか?

クレンジングがメイクや油脂汚れを落とすものであるのに対し、洗顔は肌に付着した不純物や酸化した皮脂、クレンジング剤の残りなどを洗い流すものです。クレンジングは1日の終わりにメイクを落とすために使うケースがほとんどだと思いますが、洗顔は1日の終わりだけでなく、朝起きたときにも大切といわれています。最近は「ダブル洗顔不要」というアイテムも増えていますが、クレンジングと洗顔を別々に使うシーンもあるため、今回は、それぞれに分けて詳しく説明しますね。

まずクレンジングです。クレンジングのタイミングは、「お風呂に入る前」という人が多いかもしれませんが、実は湯船につかり、温度と湿気である程度毛穴が開いてからのほうが、メイクは落ちやすくなります。最近では塗れた手や顔でも使えるクレンジング剤もあるので、ポンプタイプのものなどを浴室内に1本置いておくと、手軽にメイクを落とせます。

では、どんな商品を選べばよいのでしょうか。

肌の悩みに応じて適したテクスチャーがある

クレンジング剤はコスメのなかでも特にバラエティー豊かで迷ってしまいますよね。私自身は肌の状態や気分に応じて、数種類を使い分けています。

実はクレンジングは「汚れを落とすだけのもの」ではなく、「肌を整えられる」アイテムでもあるのです。肌の悩み別に、適したタイプがあります。

【毛穴の詰まり・汚れ】

毛穴の奥まで入り込み、汚れを落とすオイルタイプのクレンジング剤がおすすめ。小鼻周りの角栓が気になる場合は、5秒ほど指で円を描くようにクルクルとマッサージすると、表面の小さな角栓なら取れることがあります。

【ニキビ】

ニキビが気になる人は、油分の多いクレンジング剤を使うと、肌に油膜が残った場合にニキビが悪化する恐れがあります。油分が入っていない水溶性のジェルタイプやリキッドタイプを使うのがおすすめです。

【乾燥】

オイルタイプなどの強力なクレンジング剤を使うと、さらに乾燥が進む場合もあります。メイク汚れを落としつつ、肌のハリや弾力をキープしてくれるクリームタイプを選びましょう。クリームタイプはマッサージ剤として使うこともできます。ただし、長時間のマッサージは皮脂を取りすぎ、かえって乾燥しやすくなるので、数十秒にとどめましょう。

また、リラックスしたいときには、最初は固形で、肌に乗せるとオイル状にとろけるバームタイプがいいでしょう。香りの良い商品が多いため、私もリラックスしたいとき、癒やされたいときに使っています。

テレワークが多い今、「メイクをせず、塗っているのはUVカット乳液だけ」という人もいるかもしれませんね。最近は洗顔料だけで落ちるウオータープルーフのUVカット乳液もあり、クレンジング+洗顔のダブル洗顔をすると皮脂を取りすぎてしまう場合があります。一方で、日焼け止めの中には、クレンジング剤を使わないと落ちないものも。説明書きをよく読んで、クレンジングの必要の有無を見極めましょう。

水温、泡立て方…意外に知らない洗顔の正解

次に洗顔です。知っているようで知らない、正しい洗顔方法をおさらいしましょう。こちらは洗顔を始めたお子さんの参考にもしてくださいね。

【水温】

「冷たい水で肌を引き締めたい」「たっぷりのお湯で洗い流したい」と好みが分かれるところですが、実は洗顔の適温は「32~34度」。顔の表面温度は32℃~34度なので、それよりも高い水温で洗うと、皮脂が落ちすぎ、乾燥の原因になる場合があるからです。人の体温の平均は36.6~37.2度あたりなので、手に出したとき少し冷たいと感じる温度が目安となります。

また、入浴中に洗顔する場合、シャワーのお湯を直接顔に当ててすすぐのは、刺激が強すぎます。本当は清潔な洗面器に水を張り、お湯を加えて適温にしてからすすぐといいのですが、忙しいママたちには難しいですよね。せめてシャワーのお湯の温度を少し下げた後、いったん手に受けて、衝撃を緩和してから洗いましょう。

【泡立て方】

クリームタイプの洗顔料や洗顔せっけんをそのまま顔に乗せると、顔の肌の表面で泡立てることになり、摩擦で肌を傷めてしまいます。あらかじめ手か泡立てネットでふわふわの泡をつくり、その泡を転がすようにしてやさしく洗いましょう。泡立てるのが面倒なら、最初から泡で出てくるタイプの洗顔料を使ってもいいですね。

また、固形の洗顔せっけんを直接、泡立てネットにこすりつけて泡をつくるのはNG。ポーラ研究所の「水性洗顔料の使用方法と肌への影響~肌にやさしい理想的な泡による洗顔について~」という論文で指摘されていますが、泡立てネットの中で直接せっけんを転がすと表面を削り取ってしまい、使う量が多くなるため、肌の乾燥の原因になります。固形の洗顔せっけんは5~6回、ぬれた手のひらで転がし、手についた分に水を加えて泡立てネットで泡立てるようにしましょう。

チューブなどの容器に入っている洗顔料は、適量を泡立てネットで泡立てればOKです。

【朝の洗顔】

「朝は洗顔料を使わずに水ですすぐだけ」という人もいるのでは? しかし寝ている間にも皮脂は分泌されており、コーセーによると、肌表面に残った皮脂は、水洗顔だけでは落ちにくいという結果が出ています。残った皮脂が酸化すると肌トラブルの原因に。ニキビができやすい人、毛穴の汚れが気になる人などは洗顔料を使って洗ったほうがよさそうです。

混合肌で頬などは乾燥するけれど、おでこや小鼻の周りがベタつくという人は、Tゾーンだけ洗顔料を使って洗うという方法も。忙しい朝のTゾーン洗顔は、時間と洗顔料の節約になりますよ。

乾燥肌の人は、乾燥がひどいときは水やぬるま湯だけにしておきましょう。肌の調子がいいときは、やはり皮脂汚れを落とすために刺激の弱い洗顔料でサッと洗い、こすりすぎないように注意しましょう。

【夜の洗顔】

夜はクレンジング後に入浴中に洗顔をする人がほとんどではないでしょうか。実は、夜は髪の毛を洗った後に洗顔するのがベスト。シャンプーやリンスが顔に残り、肌荒れの原因になることもあるので、「夜洗顔はシャンプー後」と覚えておきましょう。

小西 さやか
コスメコンシェルジュ、日本化粧品協会代表理事。小西 さやか大手化粧品メーカーでの6年間の研究や開発の経験を生かし、科学的視点から美容、コスメを評価できるスペシャリスト・コスメコンシェルジュとして活動中。無駄な手入れを省いた最短最適な美容法「なまけ美容」を推奨。『美容成分キャラ図鑑』(西東社)など著書多数、累計43万部突破。

(取材・文 三浦香代子)

[日経DUAL 2020年10月6日付の掲載記事を基に再構成]

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