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丈夫で上品、オン・オフ使える 革製薄型ミニ財布3選

革の特性で選ぶメード・イン・ジャパンのミニ財布(上)

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NIKKEI STYLE

新しい年を迎え、金運アップの願いを込めて財布を買い替える人も多いだろう。最近の財布のトレンドは、携帯性に優れた手のひらサイズのミニ財布。スマホ決済などキャッシュレス化が進んだことで支持されている。形状のバリエーションも増え、自分に合った使いやすいものを選べるようにもなった。そこで、人気のミニ財布を経年変化や風合いが楽しめる革の種類別に紹介。今回は丈夫さが魅力のブライドルレザーのミニ財布を取り上げる。

ロウを染み込ませたブライドルレザー

ミニ財布をオン・オフ兼用で使う場合はレザーモデルを選ぶといいだろう。レザーであればミニサイズでも上品な印象を与え、ビジネスやフォーマルなシーンにも対応する。なかでも日常的に使うなら、ブライドルレザーのミニ財布がおすすめだ。

ブライドルレザーは優れた強度と経年変化が魅力だ。牛革に何度もロウを塗り込み繊維を引き締め、耐久性を高めているのが特徴。ロウを染み込ませているため水分が浸透しにくく、ほかのレザーと比べて水や汗にも強い。もともと馬具に用いられていたレザーということからも、その丈夫さがうかがえる。

革表面にはロウが白く浮き出た、ブルームと呼ばれる白い粉が見られる場合もある。これは汚れではなく、ブライドルレザーの個性であり証しといえる。使い続けるうちにこのブルームが取れていき、革には美しい光沢が生まれ、色味も深みを増していく。こうした経年変化がしっかり表れるのもブライドルレザーの魅力なのだ。

カード派に最適な極薄設計

馬具職人が集まり、1964年に創業したソメスサドル。北海道の馬具づくりの技術を駆使し、現在まで馬具の製造と、そのほかの革製品を手がけている。そんな同社のブライドルレザーの注目ミニ財布が、極薄設計の「ヴァーレンドルフ ミニウォレット」だ。

革を貼り合わせた薄作りの財布で、カードケース感覚で携帯できる。中央にファスナー付きコインポケットを搭載し、外装に6つのカードポケットを備える。紙幣も折りたためば収納できるが、カード決済をメインとする人に適したスリムな財布となっている。

表革には馬具用革を厳選したブライドルレザーを使用し、鞍(くら)をイメージした曲線がデザインの特徴だ。内革にはタンニンなめしのしなやかな牛革を使い、ブライドルレザーと同様にエイジングによる艶が楽しめるという。

19年8月の発売から徐々に人気が高まり、「20年の売り上げは19年と比べて約20%増」とソメスサドルの営業部・川崎晋範氏は話す。主な購買層は30~40代のビジネスパーソンで、「かばんから財布を取り出す必要がなく、通勤や出張に便利」「オフは手ぶらで出かけられる」などの理由で支持されているという。

名刺入れと同等のサイズ感

財布を中心とした革製品のセレクトショップ兼工房の池之端銀革店。英国のタンナーによるブライドルレザーを用いた製品を数多く展開しており、旗艦ブランドとなるクランプの「UKブライドルレザー フロント金具コンパクトウォレット」にも、同様のUKブライドルが使われている。

同社が扱うUKブライドルは、革の内部まで染料をしっかりと染み込ませる「芯通し」を施しているのが特徴。製品を長く使っていても革の地色が出ることなく、深い色合いへと美しくエイジングするという。

財布は三つ折り構造になっており、ボタン留めのフラップを開くと、札入れと2つのカードポケットが現れる。紙幣は折りたたまずに入れられ、カードは約12枚収納可能。大きく開くコインポケットも外装に備える。

一般的なカードケースとほぼ同等のサイズながら、長財布に匹敵する収納力、通常サイズの二つ折り財布のような使い勝手を実現。また、中身を収納しても厚みがほぼ変わらない構造のため、服のポケットにも難なく入れられる。

「18年5月の発売以降、現在まで常に売れ筋の上位をキープしている商品」と話すのは、池之端銀革店の店舗管理・片桐啓佑氏。男性を中心に人気の高い商品で、フラップ部分の補強を兼ねた装飾金具が好評とのこと。最近は女性からの支持も増えているという。

通常サイズの財布と同じ使い勝手

ガンゾは、100年以上の歴史を持つAJIOKAが展開する最高級レザーブランド。素材選びから製造工程まで一切妥協することなく、熟練職人が仕上げる革製品は多くの人から支持されている。

今回紹介するミニ財布「シンブライドル BOX小銭入れ付きコンパクト札入れ」には、英国のJ&E セジュイック社のブライドルレザーを使用。使っているうちに付く手のオイルや摩擦(ハンドグレージング)だけでも十分な経年変化を楽しめるという。分厚いブライドルレザーを薄くすき、剛健さは保ちつつ使い心地のよい質感に仕上げているのも特徴だ。

内装には、イタリアのバダラッシィ・カルロ社の「ミネルバ・ボックス」というショルダーヌメを採用。柔らかく内装に適しており、使い始めからすぐに経年変化を感じられる素材で、表革とのコントラストも楽しめる。

手のひらサイズながら、紙幣を折りたたまず入れられる。内装に6つ、外装に1つカードポケットを搭載し、独立したコイン収納部も備える。コイン収納部はボックス型で、コインも見やすく取り出しやすい。

ビジネスパーソンからの人気が高く、「売り上げは好調に推移している」とAJIOKAのプレス・松本菜摘氏は話す。従来の二つ折り財布にコンパクトさを求めるユーザーから支持されているという。

(ライター 津田昌宏、写真 野町修平=APT、スタイリング 宇田川雄一)

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