カジュアルすぎないデニム 機能性素材のアウターもおすすめ
――リモートワークのボトムスではリラックス感を重視します。おしゃれなものはありますか。
いで「ニューバランスのこのパンツ。短めで、動きやすく、シャカシャカ快適素材。あとは、おしゃれなジャージーがほしいと手に入れたこちらの黒の上下。また、ジーパンほどラフじゃない、デニムのトラウザーズがたくさん出ています。カジュアルすぎず、汎用性があって、おすすめです」

――2020年の秋から冬にはアウトドア系の機能性アウターが脚光を浴びました。換気をするため室内でも温度の変化が激しくなり、重ね着できる薄手のアウターが売れているようです。
いで「マウンパ(マウンテンパーカー)が売れているようですね。きょう持ってきたのはザ・ノース・フェイスのパープルレーベル。マウンパの作りを取り入れたウインドブレーカーです。脇の下はガゼットといって動きやすくなっています。ロイヤルブルーで素材は65×35。一般に有名な64クロスよりもやや硬めで、ぱりっとしているところがいい」

――薄手のコートもあります。
いで「キルティングジャケットで有名なラベンハムの春物はコンパクトにたためるので、出張などに持ち歩くと便利なコート。こんな薄物を1枚持つのはおすすめです」
石津「今っぽいね。ものすごくぺらぺらで薄い」

――バラクータのブルゾンもあります。最近また人気だと聞きますね。
いで「春夏はタイトフィットの方がかっこいいです。英バラクータの本店に行くと、スタッフはタイトめのバラクータの下にはTシャツ、細いパンツの着こなしです。秋冬は健さんフィットで、ぶかぶかでいいのだけど」

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