着こなし上級 ブランドもプロデュース

その最たる例がEXITである。基本のスタイルは、迷彩柄やグラフィックパターン、バッファローチェック、蛍光色やピンクといった派手なスエットやデニムジャケット、フーディ―に、キャップやダメージデニム、カーゴパンツ、ジャージーパンツを合わせて、靴はナイキ。一見バラバラにみえるアイテムを上手に組み合わせて着こなしている。

ロゴ入りスエットなどを着た派手な色合わせのカジュアルファッションは、かつてとんねるずも「セーラーズ」とタイアップしてやっていたが、EXITのそれは80年代に「おニャン子クラブ」が着て流行ったセーラーズの原宿系パステルな派手さとはまったく違う。

プロデュースしているブランド「EXIEEE(イグジー)」はグラフィカルなプリントが持ち味だ(インスタグラムから)

EXITの派手ファッションの基本は、いわゆる渋谷のマルキューメンズから派生したチャラ男系のストリートカジュアルである。服好きが高じて、若者に人気の渋谷系カジュアルブランド「WEGO」と組んで、「EXIEEE(いぐじー)」というブランドもプロデュースしている。

ただ筆者から言わせると、やはり渋谷系のチャラ男のストリートカジュアルブランドというのはどうしてもチープに見えてしまう。せっかく迷彩柄やグラフィックパターンをうまく着こなせているのに、ウィー、どうせならヴァージル・アブロー氏の「オフホワイト」とか着てほしいなりにけり。ウィー、りんたろー。がいつも持ってるセカンドポーチも藤原ヒロシ氏がプロデュースした「ルイ・ヴィトン」のミニクラッチにすれば間違いナイトプールパシャパシャ。お後がヒュイゴー!

いで あつし
1961年静岡生まれ。コピーライターとしてパルコ、西武などの広告を手掛ける。雑誌「ポパイ」にエディターとして参加。大のアメカジ通として知られライター、コラムニストとしてメンズファッション誌、TV誌、新聞などで執筆。「ビギン」、「MEN’S EX」、JR東海道新幹線グリーン車内誌「ひととき」で連載コラムを持つ。

SUITS OF THE YEAR 2020

新型コロナウイルスの影響で、2020年は初のフルCGで作成した会場でのバーチャル授賞式。
時代の節目に挑み、大切なメッセージを放つ5人を表彰した。

>> 詳細はこちら

SUITS OF THE YEAR 2020
Watch Special 2021
GIFT SPECIAL 2021
SUITS OF THE YEAR 2020
Watch Special 2021
Instagram