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■6位 超簡単なので自炊やってみた。 360ポイント
8つの「壁」越える工夫

少ない材料でできる「人気のひと皿おかず」や火を使わない「レンチンすぐできレシピ」を本の最初に置き、初心者のやる気を引き出す構成になっている。

最低限の調理道具や、買い出しのメモの取り方、ご飯やうどんの時短レシピを紹介するなど、道具、技術、知識、料理本、買い物、時間、ワンパターン、狭さという8つの「壁」を越える工夫がされている。「火加減の目安や調理時間が、工程ごとに記載されていて初心者に優しい」(立田智香さん)

おつまみや丼物が豊富だ。「野菜でさっと作れる『ベジつまみ』レシピがおすすめ」(吉川さん)

(1)自炊研究会編(2)家の光協会(3)1200円+税(4)18年(5)豚肉とキャベツのあっという間のポン酢しょうゆ炒め

■7位 がんばらない晩ごはん献立 340ポイント
2品同時に短時間で

31日分の晩ごはん献立が載っている。主菜が「かきとほうれん草のバターしょうゆ炒め」なら汁物として「水菜とベーコン、落とし卵のスープ」、主菜が「回鍋肉(ホイコーロー)」なら副菜が「じゃことちぎりピーマンのレンジ塩炒め」といった具合だ。各献立に段取り表が付き「2品同時にできるように工夫されている。トータル何分で完成できるかの目安もありがたい」(糸井純子さん)。

「切る前の食材を見せてくれるので、使う量が把握しやすい。献立作りの悩み解消にもなる」(島本さん)。後半の「もう1品作りたいときの副菜」集も便利。

(1)重信初江(2)学研プラス(3)1300円+税(4)18年(5)豚の梅しょうが焼き/えのきとにんじんのお吸いもの

■8位 ロジカル和食 295ポイント
調理科学の視点で解説

できあがりの目標を設定し、どうすればいいのかを調理科学の視点から説明するユニークなレシピ本。「ぶりの照り焼き」であれば「くさみがない」を目標におき、「しょうゆ、みりんに10分つける」と目標達成のための公式を掲げる。そのうえで浸透圧など科学的に公式の理由を解説する。

「特に加熱のポイントが分かりやすく、経験者でも『だから固くなっていたのか』と、この本の通りに試したくなる」(生田目さん)。「この本のレシピをすべて作ったら料理上手になると感じる。解説が納得しやすく理解できるので、他の料理にも応用できる」(今泉さん)

(1)前田量子(2)主婦の友社(3)1300円+税(4)20年(5)ぶりの照り焼き/厚焼き卵

■9位 Mizukiの今どき和食 290ポイント
鍋やレンジで手軽に

メインおかず、サブおかず、ごはん・汁ものの3つのパートに分け127の和食レシピを紹介。煮物は小鍋やフライパンで簡単に作れる方法が追求されており、時短をかなえるために便利な調味料やレンジを積極的に活用する。「レンジなどを使う、基本プラスアルファの手軽なおかずが多い。初心者でも試してみたくなる」(畑田さん)

難しいイメージのある和食に気軽に挑戦できる。「定番の和食・家庭料理の作業工程を極限まで削り落とし、ハードルをうんと下げてくれる。コツも随所にちりばめられていて、他のレシピに応用できそう」(とけいじさん)

(1)Mizuki(2)学研プラス(3)1200円+税(4)20年(5)レンジde焼き豚/フライパン肉じゃが

■10位 これがほんとの料理のきほん 260ポイント
下ごしらえをマスター

「炒めものは、準備とダンドリで勝負が決まる」「揚げものは油の量や温度より下ごしらえ」「煮ものはやっぱりさしすせそ」など、初心者がつまずきがちな点を乗り越える料理のコツが紹介されている。「字の大きさ、量ともちょうどよく、料理しながら読める。家庭で押さえておきたいメニューはこれ1冊でマスターできる優れ本」(糸井さん)

下味つき冷凍や作り置き調味料のページも役に立つ。「焼き始めは、動かさない」など、各料理の最も重要なポイントである「『これがツボ』がとても勉強になり、他の料理にも応用できる」(立田さん)。

(1)しらいのりこ(2)成美堂出版(3)1200円+税(4)20年(5)豚肉とキャベツのみそ炒め/きんぴらごぼう

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自己流に走らず まず分量守って
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