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結婚のかたちや概念が変化していると言われる昨今。ただ、その一方で、働く独身女性の7割以上は「結婚したい」と考えている(日経xwoman編集部調べ)。そんななか注目を浴びるのが婚活アプリ。コロナ禍で直接出会う機会が減り、アプリを通しての出会いが主流になっている。ユーザーが増加中の婚活アプリについて、その利用実態や経験談、ノウハウをまとめたのが『まじめに本気で! 婚活アプリバイブル』(日経BP)。今回はその中身の一部をご紹介する。

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『まじめに本気で! 婚活アプリバイブル』は「すぐ結婚したい」「いい人の見分け方を知りたい」といった婚活アプリユーザーの不安や悩みに応える実践ノウハウをまとめている。

ムックに識者として登場するマッチングアプリに関する情報メディア「マッチアップ」編集長・伊藤早紀さんに、ユーザーが増加中のマッチングアプリ利用の実態について、話してもらおう。

利用者数が多いアプリは「Pairs」「タップル誕生」「with」

このムックで紹介しているMMD研究所「2020年マッチングサービス・アプリの利用実態調査(以後、マッチングアプリ調査)」によると、スマートフォンを持っている20~49歳の独身男女のうち、マッチングサービス・アプリを「知っている」と答えた人は27%、その約6割がマッチングアプリを利用した経験がある。2020年6月時点で、代表的な婚活アプリ「Pairs」は既に累計1000万人以上が利用しているという。

続々と利用者が増えているにもかかわらず「マッチングアプリを使っていると人に言うのはどこか後ろめたい……」という声もちらほら聞こえてくる。この理由として、伊藤さんは2000年代に広まった「出会い系掲示板」の存在を挙げる。

日経WOMAN別冊ムック『まじめに本気で! 婚活アプリバイブル』に、識者として登場しているマッチアップ編集長・伊藤早紀さん

日経WOMAN別冊ムック『まじめに本気で! 婚活アプリバイブル』に、識者として登場しているマッチアップ編集長・伊藤早紀さん

「かつて援助交際や不倫の温床となった『出会い系掲示板』は、いまやほとんど姿を消しています。にもかかわらず、過去の記憶があるために、ネット上での出会いに対していまだに『怪しい』『いかがわしい』という印象を持ってしまう一面があります」

「警察は18歳未満の児童が性犯罪に巻き込まれるケースを防ぐために、取り締まりを強化し、その結果、ユーザーに身分証明書の提示を求め、年齢確認を必須にした『出会い系アプリ』が生まれました。これが現在のマッチングアプリにつながり、多くのアプリで身分証明書の提示や年齢確認作業が踏襲され、今では比較的安全に恋活や婚活の相手探しをするツールとして活用できる環境が整ってきています」

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