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このスープに合わせる麺も、完成度の高さは凄(すさ)まじい。早朝から青竹で手打ちし、丹念に手切りを施したモッチリとした食感の麺は、どことなく讃岐の手打ちうどんを彷彿(ほうふつ)とさせ、箸を持つ手が止まらない。手打ち麺ならではの立体感のある舌触りも、シンプルなスープを引き立てる格好の触媒として、しっかり機能している。

コリっと硬質な食感が心地良い親鶏のモモ肉、きっちりと下味が施されたメンマなどトッピングにも死角はない。今後、知名度の上昇とともに人気が出そうな予感大で、訪問するなら、今がチャンスだ。

◎麺屋龍(西新井)

~足立区の閑静な住宅街にネオクラシックの新星が登場!毎日でも食べたくなる1杯~

この店の最寄り駅・谷在家駅は、東京都交通局日暮里・舎人ライナーの駅のひとつだ。1日平均乗降客1万人強という、都内にしては比較的小さな駅で、周辺には閑静な住宅街が広がる。

足立区の閑静な住宅街の一角に昨年12月オープンした「麺屋龍」

2020年12月初め、そんな谷在家の住宅地の一角にオープンしたのが、『麺屋龍』だ。店主の梨本龍二氏は、イタリアン業界から、都内の有名店で3年の修業を経て今般、満を持して独立した経歴の持ち主。

「コロナ禍で暗くなった世の中。独立して、自分が手掛けたラーメンを召し上がっていただき、少しでもお客さんに元気になってもらいたい」という思いから、開業を決意したという。

現在、『麺屋龍』が提供する麺メニューは、醤(しょう)油ラーメンの「臥龍」、塩ラーメンの「蒼龍」を筆頭に、「九頭龍(まぜそば)」や、季節限定メニューの「土龍(味噌)」など。

いずれのメニューにも、屋号と同じく、店主の名前「龍」の一文字が織り込まれている。食べるだけで運気がアップしそうな気がするのは、私だけだろうか。

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