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ツボ刺激+ヨガで効果UP 巡りよくして凝りを改善

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NIKKEI STYLE

鍼灸(しんきゅう)といった東洋医学の施術の要になる「ツボ(経穴(けいけつ))」と、それが集まるライン「経絡(けいらく)」。これらを刺激しながら、ヨガのポーズを行えば、その効果はぐーんとアップする。鍼灸師でヨガ指導者の高村マサさんが考案した「からだ巡りヨガ」で、体のすみずみまで「気」を巡らせ、不調を改善に導こう。

◇  ◇  ◇

東洋医学の施術で要となるのが、「気」の出入り口とされる「ツボ」。ツボの多くは、ライン状に体を縦横に巡る「経絡(けいらく)」上にあり、「経穴(けいけつ)」とも呼ばれる。そして経絡は、全身の機能を調節していると考えられている。

「経絡は五臓六腑(ごぞうろっぷ)と呼ばれる体の内面と、体表をつなぐ。その上にあるツボは、『気(き)』や『血(けつ)』のエネルギーが集まるポイント。経絡に滞りがあるとその反応がツボに表れたり、反対に、ツボを刺激することで、経絡の巡りを良くして不調を改善に導くことができる」と高村さん。

ツボは、押すとズーンと響いたり、痛気持ちいい部分。まずは、ツボのパワーを感じられるこのポーズを試してみよう。

【前屈が苦手な人に】手首のツボを押しながら前屈すると…

まずは普段通りに前屈を。その後、ツボを親指で押さえながら腕ごとぐぐっと伸ばして、前屈の深さを比べてみて。

【刺激するのはこのツボ!】養老(ようろう)

手首の小指側にある骨の出っ張りから、やや薬指寄りにあるくぼみ。関節の柔軟性を高める効果があるとされる。

経絡の詰まりをとれば前屈が深くなる

前屈が苦手と感じている人に試してほしいポーズ。「養老」というツボを強めに押しながら前屈することで、「経絡の気の流れが良くなり、頭を前に倒す動きの柔軟性が高まる」と高村さん。

【凝りやだるさを感じる人に】側頭部を押しながら側屈すると…

「ツボの多くは、筋肉や関節、神経などがある体の重要な部分に集まっている。それゆえ、そこを刺激することで、体が柔らかくなったり、関節の動きが良くなったりという反応がある。驚くほど即効性の高いツボも存在する」と高村さん。

そのひとつが耳まわりのツボ。これらが属する「胆経(たんけい)」と呼ばれる経絡は、全身の側面を通って、足先まで流れている。そのため、「体側を伸ばすポーズは、目や耳、頭などの周辺に起きる不快症状をすっきりさせる。凝りやだるさをケアするだけでなく、精神面でもやる気がみなぎるといった効果が期待できる」と高村さん。

直立の姿勢で体を横に倒し、まずは硬さをチェック。その後、側頭部を指でマッサージしながら息を吸って10回くらい横に倒し、その変化を感じてみよう。

【刺激するのはこのツボ!】胆経(たんけい)

側頭部には東洋医学でエネルギーの通り道とされる経絡のひとつ「胆経」がジグザグに流れ、多くのツボが集まっている。解剖学的に見ると、食いしばりなどで多くの人が硬直させやすい「側頭筋(そくとうきん)」という筋肉が重なる部分でもある。手指全部で一気に刺激してみよう。

滞った経絡を改善すれば側屈がラクにできる!

「経絡はその一部を刺激すると、経絡全体の「気」の流れが良くなります。体の側面全体を通るこの胆経のように、全身は足先から頭まで筋膜でひとつにつながっているため、解剖学的にも理にかなっているといえるでしょう」(高村さん)。

【首こりに悩む人に】頭頂部の百会を押して首を横に振ると…

首が凝り固まって、回しづらいという人にお薦めなのが、下のポーズ。頭頂部にある「百会(ひゃくえ)」のツボを刺激しながら首を回すと、まるで引っかかりがとれたような変化を感じられるはずだ。

【刺激するのはこのツボ!】百会(ひゃくえ)

顔の左右の中心線と、両耳の先端を結んだ線が交わる点。頭のてっぺんにある。人さし指の先でぐーっと強めに押すのがポイント。

体の軸を整えるツボで首がラクに回る!

万能ツボとして有名な「百会」。東洋医学でいう"気"の流れを良くする効果に優れ、脳や脊髄、自律神経系とも関わりが深いとされる。「体の軸を整えて、背骨の動きを良くするスイッチのようなツボ。痛気持ちいい程度に強めに押して」と高村さん。

【顔のゆがみが気になる人に】耳の前の聴宮を押して口を大きく開くと…

また、顎(がく)関節症や顔のゆがみに悩む人のためのポーズもある。「1日15回ほど、毎日続けることでもっと変化を感じられるはず。大きく口が開かない、顔のゆがみが気になっているという人は、ぜひ試してみて」(高村さん)。

【刺激するのはこのツボ!】聴宮(ちょうきゅう)

口を軽く開けたとき、あごの関節と、耳の前にある出っ張りの間にできるくぼみ。耳鳴りを和らげるツボともいわれる。指先を垂直に立てて押そう。

顎関節のツボを刺激すれば口が大きく開く!

「口を大きく開けられない人にお薦めのポーズ。押しながら口の開閉を1日15回、毎日続けることで左右のバランスが整っていき、顔のゆがみの改善も期待できる」と高村さん。顎関節症の人は無理は禁物。痛みがないときに注意して行って。

高村マサさん
ルーラル鍼灸整骨院 院長。ルーラルヨガスタジオ(千葉県印旛郡酒々井町)オーナー。鍼灸・あん摩・マッサージ指圧師、柔道整復師(接骨師)。2008年にルーラル鍼灸整骨院を開院。複数のヨガの指導者資格を有し、東洋医学にヨガ、食事療法などを融合した指導を行う。https://yogakaibougaku.com/

(取材・文 オカモトノブコ/日経ヘルス編集部、写真 鈴木 宏、スタイリング 椎野糸子、ヘア&メイク 木下 優=ロッセット、モデル ソギョン、イラスト 三弓素青)

[日経ヘルス 2020年12月号の記事を再構成]

  • 著者 : 高村 マサ
  • 出版 : 日経BP
  • 価格 : 1,650円(税込み)

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