検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

『ナギサさん』の眞栄田郷敦、あと5~10年は下積み

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

日経エンタテインメント!

平均視聴率15.0%で、続編ではない民放の新作連ドラとしては2020年のトップになったTBSの『私の家政夫ナギサさん』。家事が苦手な、製薬会社で働くメイ(多部未華子)が、おじさん家政夫のナギサさん(大森南朋)と出会ったことから始まるラブコメディだ。この作品で、メイの後輩となる、新入社員の瀬川遙人を演じた眞栄田郷敦(まえだ ごうどん)。素直でかわいい、チームの弟的存在を好演した。連ドラ出演は、『ノーサイド・ゲーム』(19年)に続き、2作目。前作はスーパープレーをするラガーマンの役だったが、全く異なるタイプのキャラクターにふんした。[※視聴率はビデオリサーチ関東地区調べ。平均視聴率は編集部調べ。]

「1年前の『ノーサイド・ゲーム』では、『ドラマってこう撮るのか』というところから始まって、右も左も分からない状態でした。『ナギサさん』は同じTBSの作品ということもあって、母校に帰ったような安心感がありました。居心地のいい現場で、クランクアップするのが本当に寂しかったです。

ハルトを演じるにあたって、監督やスタッフさんとの間では、『子犬のような』というのがキーワードだったんです。それに加えて、空気が読めない瞬間があっても憎めない、空回りしても一生懸命だから嫌いになれないような、やる気に満ちた新入社員っていう軸を作っていきました。

コミカルなシーンが多かったのも、現場の空気を良くしていた1つの要因だと思います。リハーサルでやってみて、スタッフさんが笑ってくれて、『これでいいんだ!』と自信を持ってお芝居ができる、いい循環になっていた気がします。第5話での、車の急ブレーキの弾みでソフトクリームに顔を突っ込むシーンは、特に印象に残ってます。暑い日でどんどん溶けちゃって、何度もやりました(笑)」

本編の放送後にParaviで毎週配信された、オリジナルストーリー『私の部下のハルトくん』では、1本10分程度の作品ではあるが、主演の立場に。

「すごく楽しかったです。主演と言っても、本編の延長線上にあるものだったので、そこまで意識はしませんでした。同じ職場の先輩役の、ハナコの岡部大さんと、若月佑美さんとの3人のシーンが多くて、ネタ合わせのようにセリフの掛け合いを練習して臨んでました(笑)。お2人とは仲良くさせていただきました」

『教場II』で味わった達成感

マネジャーいわく「1度仕事をしたことのあるプロデューサーは、みなさんハルト役を見て"やられた"と悔しがった」そうで、それほどハマり役だったと言える。そんな眞栄田は、18年にモデルとして活動を開始し、19年に映画『小さな恋のうた』で俳優デビューしたばかり。千葉真一を父に持ち、新田真剣佑が兄という芸能一家ではあるが、俳優を志したのは最近なのだという。

「『小さな恋のうた』のお話をいただいてからです。当時は役者をやろうなんて全く思っていなくて。でも台本を読んでみて、素敵なストーリーや役に心引かれたんです。実際に経験してみて、まず思うようにできない悔しさがあったり、でも楽しいと感じる瞬間もあったりして、どんどん役者という世界に引き込まれていきました」

俳優デビューからまだ2年だが、映画では『午前0時、キスしに来てよ』(19年)のほか、21年に2作品が公開になる。そして直近では、ドラマ『教場II』(フジテレビ系)が1月3日、4日に放送された。

「手先が器用で、鑑識を目指している稲辺隆を演じました。ちょっと変わった、これまでに出会ったことのない役だったので、お話をいただいたときは『やりたいです』と即答しました。表と裏があるような、一筋縄ではいかない役だったので、中江功監督と相談しながら、探っていった感じです。中江監督は、台本に書いてあることとか関係なしに、『ここでこれを言おう』とかその場で提案をしてくださって。あとは本当に良くないとOKを出さない方なので、安心して芝居ができました。どの作品でも毎回悩んだりはしますが、クライマックスのシーンでは、これまでにない達成感を感じました。

現場はすごく緊張感がありました。撮影に入る前の事前練習からの空気感を大事にして、みんな気を引き締めて臨んでました。僕は濱田岳さんとお芝居することが多かったんですが、演技はもちろん、普段の人柄にも引き込まれて。主演の木村拓哉さんは、オーラがすごかったです。『やっぱりスターだな』と感じました。

『教場II』のほかに、ドラマ『星になりたかった君と』(1月4日、5日放送、日本テレビ系)もありました。小説原作の、言葉や描写が素敵な作品でした。

2年間役者をやってきて、難しい役やシーンで悩んで、自信をなくすときもいっぱいありますが、それを乗り越えて、いいも悪いも作品で評価をいただくっていう繰り返しが、クセになってきています(笑)。評価される数が多いのは、やりがいの1つです。

20年はコロナでの自粛もありましたけど、それでも経験値を増やせたのは、ありがたいです。個人的にはあと5~10年は下積みで、本当のスタートは30歳くらいかなと考えています。それまでに欲しいスキルを全部習得して、最高のスタートを切れるように、これからも精進したいと思います」

(ライター 内藤悦子)

[日経エンタテインメント! 2021年1月号の記事を再構成]

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_