ウイルス飛ばさない冬コートの脱ぎ着 映像で知る作法

ファッションディレクターの森岡弘さん。コートは三陽商会「マッキントッシュ フィロソフィー」のステンカラーコート
ファッションディレクターの森岡弘さん。コートは三陽商会「マッキントッシュ フィロソフィー」のステンカラーコート

メンズスタイルの基本を分かっていれば、ウォームビズやテレワークなど、あらゆるシチュエーションで装いを決められる。ニューノーマル(新常態)にもスマートに対応できるはずだ。「服の着こなしもファッションも、ビジネススキルの一つ」と捉えるファッションディレクター、森岡弘さんとともに、ワンポイントで変わる着こなしのテクニックや小物の選び方などを、映像を交えて解説していく。今回は「コートの脱ぎ方・畳み方」だ。




脱ぐときは「コンパクト」を意識

コートはスーツと同様に男性を格上げしてくれるアイテム。着方や脱ぎ方もスマートにいきたいものだ。周囲への配慮なく、コートを振り回しながら羽織ったり、脱いだりするのはNG。「コートは防寒具であると同時にほこりや花粉、ウイルスまでカバーしてくれるアウター。できるだけコンパクトにスムーズに着脱するのが望ましい」と森岡さんはアドバイスする。

着るときは、コートの襟を持ち、片腕ずつコートの袖を通して羽織るのが普通だろう。脱ぐときにはその逆でも構わないが、森岡さんが見せてくれたのが、コートの両肩を同時にはずして脱ぐスタイル。まず、両手でコートの襟を持って開き、両肩を外して、そのままストンと落とすだけでスマートに脱ぐことができる(映像参照)。これなら体やコートの動きを最小限に抑えられるうえ、周りの人にも迷惑がかからない。しかもかっこよく決まるのでおすすめだ。

コートのマナー、「室内でバサバサしない」が基本

コートを裏返し、折り畳んで持ち運ぶ

脱いだコートは、裏返して折り畳んで腕にかけて運ぶ。これはコートの外側に付着したウイルスやほこりなどを室内にまき散らさないという配慮からだ。着席するときには、脱いだコートは預けるか、折り畳んでカバンの上に置くのがいいだろう。

できれば、コートを脱ぐタイミングも考えたい。「訪問先のオフィスや飲食店内でコートを脱ぐのは失礼です。コートは建物の外で脱ぐのが基本的なマナーです。特にコロナ禍でコートの取り扱いに敏感になっている人もいます。コートの脱ぎ着がスマートで、扱いに配慮のできる人はコート姿もかっこよく見えるものです」と森岡さんは話す。


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