「Z 7II」は動作がキビキビとしておりスナップ撮影で頼もしい。画像処理エンジン「EXPEED 6」をデュアルで搭載するようになり、画像処理の高速化と連写時のコマ速がアップ。テンポ良く狙い通りにシャッターが気持ちよく切れるのだ。撮影が楽しくなるカメラに仕上がっている
撮影したカットをパソコンで確認すると「Z 7II」の鮮やかな写りにビックリする。高解像度の緻密なディテールと、的確なホワイトバランスと色再現性によるリアリティある描写に舌を巻くほど。カメラ自体の良さと、大口径でマウント面と撮影面のセンサーの距離が短い「ショートフランジバック」がウリの「ニコンZマウント」の優位性を実感できる
「Z 7II」には単焦点の「Z」レンズが最適だが、今回使用した高倍率ズーム「NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR」もなかなかのマッチングだと感じた。緊急事態宣言下での自宅周辺のぶらぶらスナップから、ちょっとしたお出かけ時に単焦点レンズ数本分もの働きをしてくれる便利ズームレンズも楽しい。いいシーンを長いズームレンジで切り取るのが快感だ。ぜひお試しあれ
上野駅を撮ったが冬の陽を浴びて輝くその様を「Z 7II」と「NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR」はリアルに写しとってくれた。素晴らしい描写性能だ。「Z 7II」は進化したオートフォーカス、デュアル化されたカードスロット、連写スピードとコマ速の向上など「Z 7」から正常進化を遂げた印象だ。ルックスも精悍になって、さらに魅力的になったフルサイズミラーレス一眼カメラだと言えよう
三井公一
 iPhoneで独自の世界観を持つ写真を撮影している。2010年6月新宿epSITEで個展「iの記憶」を開催。同年10月にはスペインLa Panera Art Centerで開催された「iPhoneografia」に全世界のiPhonegrapherの中から6人のうちの1人として選ばれる。http://sasurau.com/
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