2021/1/20
昨年はTikTokの視察のため中国へ行ったという福田さん

――福田さん自身は就職せずに会社を続けることに決めました。

「もともとはお金持ちになりたいと思って、中学のころにプロのバスケットボール選手か社長を目指すことにしました。バスケ部のキャプテンやクラス委員長をやった経験から自分は大きな組織よりも数十人ぐらいのリーダーが向いていると思ったので、小さくても社会にインパクトを与える会社を作りたいと考えました」

「その後は組織の中に入って会社員としてやっていくのも選択肢としてはあったのですが、プロジェクトベースでいろんな企業の方とかかわれる今の会社を続ける方が魅力的に映りました。上司に怒られることもないですし(笑)。25歳以下向けのキャリア関連メディアで日本一を目指しています。僕らのコンテンツやサービスを通して、キャリアの選択肢を増やしてもらえたらな、と思っています。できれば高校3年や大学1年など早い時期から働くとはどういうことなのか考え始めた方がいい。様々な選択肢を比べ、納得したうえで働くことが大切だと伝えたいです」

Diaryのメンバー=福田さん提供

数年後にはTikTokで就活?

――今後、会社でやっていきたいことは何ですか。

「就活生は絶対見るというメディアにして、さらに入社3年以内ぐらいの第二新卒の転職までサポートできるようにしたいです。シェアを取ろうとすると内定ノウハウの動画に偏りがちですが、それは本質ではないと思っています。自分がなにをやりたいか、どう生きていきたいかということが大事なので、ビジネスのスペシャリストや社会人1、2年目の人が就活生の相談に乗り、どうキャリアを決めていけばいいのかなどを話す、長期的な視野に立ったコンテンツを作っていきたいです」

――これからの就活はどう変わっていくと思いますか。

「これまでは就職のナビサイトで企業を検索するというのが一般的でしたが、数万社のデータがあるなか有名でない企業は検索されず、調べきれなくなっています。最近すでに始まっていますが、先輩や友人のほか、就活関連情報のインスタグラムやツイッターをフォローするなど、人を通じた検索が増えていくと思います」

「使われるサービスも変わっていきます。最近はナビサイトからYouTubeなどの動画に移ってきていますが、数年後にはTikTokのような短時間動画に流れていくとみています。無思考で見られる短時間動画はこれからはやると思い、コロナ流行前にTikTokの人の話を聞きに中国まで行ったんです。彼らはエンタメだけではなくキャリアや教育にも力を入れようとしていて、その波に乗らなきゃと感じました。いま大学1年生と話をしていても、使っているアプリや情報に対する感覚が違います。届け方も変えていかないといけないと実感しています」

(ライター 高橋恵里)

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