日経エンタテインメント!

市川のすごさは、投稿数だけではない。「いいね!数ランキング」と「コメント数ランキング」を見ると、この膨大な投稿に対してリアクションがあることが分かる。

調査期間:2020年1月1日~9月30日の合計。サイバーエージェント調べ

また、自分のブログに他人を引用する「リブログ数ランキング」でも1位であることは、市川の内容に共感し、他の人にも伝えたい考える読者が多いことを示している。ちなみに、いいね!の数は1投稿あたりの平均が約5258、コメントは約70。彼は、子供たちの日々を写真とともに投稿することが多いが、フォロワーはまるで親戚のようにその成長を見守り、記事にリアクションを返しているのだ。

調査期間:2020年1月1日~9月30日の合計。サイバーエージェント調べ

投稿数は多くないが、坂上忍が「いいね!数ランキング」と「コメント数ランキング」の両方で2位に入った。司会を務める情報番組『バイキング』などで時に辛らつな意見も述べる坂上だが、ブログでは日々の出来事をペットの写真とともに投稿。時にはペットと戯れる写真もあり、テレビとのギャップが人気のようだ。このほか北斗晶、堀ちえみもこの2指標で上位に入り、フォロワー数とリアクションの両面でパワーを持つことが分かる。

調査期間:2020年1月1日~9月30日の合計。サイバーエージェント調べ

クリックで気軽にアクションを起こせる、いいね!に対して、コメントはそれなりの時間と労力を要する。コメントが多いということは、思いを伝えたいと考えているファンが多い証明といえるだろう。

「コメント」で目立つのは、アイドル勢だ。Juice=Juice、つばきファクトリー、祭nine.、アンジュルム、NMB48とトップ10の半分を占めている。この5グループはいずれも、メンバーが日替わりで、時には同日に何人もが続けて投稿。その内容は出演したイベントやテレビ番組の裏話から、プライベートでの話まで実にバリエーション豊かだ。

アイドルグループのコメント欄をチェックすると、過去の投稿に対して数カ月後にコメントをつけるファンも多い。投稿が蓄積されるブログだからこそ、他のSNSとは異なる利用のされ方がなされていることが分かる。

(ライター 羽田健治)

[日経エンタテインメント! 2020年12月号の記事を再構成]

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