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テレビにサウンドバー 家でコンサートホール気分に

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日経トレンディ

「画質はめちゃめちゃ良いんだが、音が貧弱でちょっと不満」――。せっかく大型テレビを買っても、多くの製品はきょう体が薄くスピーカーユニットが小さい。サウンドに満足していないのなら、サウンドバーを追加して悩みを解決すべきだ。筒型の前面や左右の各所に大小様々なスピーカーユニットが取り付けてある製品で、筒内の空間を生かした迫力満点の音が楽しめる。

ケーブルでつないでテレビの前面に置くだけで、テレビ番組はもちろんネット動画配信サービスの感動が"倍増し"になる。巣ごもり時間が増える今の時代だからこそ費用対効果が高くなる。

サウンドバーを買うなら、ぜひ音楽配信サービスに対応したWi-Fi対応の製品を選びたい。SpotifyやApple Musicへ単独で接続して再生できるので、テレビを見ている間も、テレビを見ていない時も活躍してくれる。

もっと言えば、「マルチルーム再生」ができる製品を選ぶべきだ。同じシリーズのスピーカーを他の部屋にも置くと、家中で一斉に楽曲を流すといった芸当もでき、活用の幅がグンと広がる。

マルチルーム対応のWi-Fiサウンドバーの中で現状、スピーカーの種類の多彩さとカスタマイズの柔軟さで定評があるのが米Sonosだ。AV評論家の折原一也氏によると、「日本での知名度は低いが、部屋数が多くマルチルームの需要が以前から高い米国では、良質なWi-Fiスピーカーを作るメーカーとして、ここ10年ほどで急成長。最近はすっかりメジャーになった」という。

Sonosのサウンドバーのいわば入門機が、「Beam」(実勢価格税込み4万6800円)である。横幅651ミリメートルと約43~49インチクラスのテレビにフィットするサイズなので、日本の家庭でも導入しやすい。重さも2.8キログラムと比較的軽い。Beamにサブウーファーがセットになった製品もある。

「3.1 Entertainment Set with Beam」(Sonos Japan)
横幅が短く43~49インチ程度の薄型テレビに向くサウンドバー「Beam」と、サブウーファー「Sub Gen3」のセット商品である。なおサウンドバーには上位版「Arc」(実勢価格税込み10万8800円)もある。●大きさ/68.5×651×100ミリ●重さ/2.8キロ●無線LAN/IEEE802.11b,g,n(2.4GHz)

複数台のスピーカーをスマホで操作

Sonosの特徴は、複数台のスピーカーをグループ化して「リビング」「書斎」「寝室」「キッチン」といった部屋ごとに割り当て、都度鳴らす対象をスマホで簡単に選択できる点にある。例えば、家族みんながそろう朝はすべての部屋で一斉に目覚めの音楽を鳴らし、子供が出掛けたら日中はリビングと書斎をセットにして夫がクラシックを流してテレワーク。一方洗濯機が置いてあるバスルームでは、妻がK-POPを聞きながら家事に精を出すといったことが簡単にできる。

サウンドバー以外のスピーカーのラインアップとしては、縦横どちらの向きでも使える「Five」(実勢価格税込み5万8800円)、バッテリー内蔵で持ち運びが可能な「Move」(同4万6800円)、キッチンなど限られたスペースでも設置しやすいコンパクト型の「One」(同2万3800円)などがある。

マルチルームを展開するにあたってうれしいのは、スウェーデンの「IKEA」がSonosのスピーカーを内蔵したインテリア商品を発売していること。「SYMFONISK」というシリーズがそれで、台の部分がスピーカーになったおしゃれなランプ型や、写真立てや花を飾る台のように壁に取り付けられるブックシェルフ型などがある。日常生活に溶け込む一見スピーカーと分からないデザインで、インテリアにこだわりがある家庭でも導入しやすい。

比較的低価格なので、まずIKEAの商品でお試しして、音が気に入ったらサウンドバーを買い足してシステムアップするのもありだろう。

Sonosのサウンドバー一式を一軒家に持ち込んで試聴してみた。「米国系の音響メーカーは迫力志向が多い中、Sonosはモニター系の高解像スピーカーなので多くの日本人にも好まれるサウンド」というのが折原氏の評価だ。試したのは、Beamの上位版でサウンドバーなどがセットになった「Surround Set」(実勢価格23万4200円)で、部屋全体に立体的な音の広がりが現れ、音のシャワーに包み込まれるようだった。いつものテレビが別物に感じたほどだ。

他にもあるWi-Fi対応サウンドバー

マルチルーム再生が可能なWi-Fi対応サウンドバーは国内のAVメーカーも力を注ぐ。システムアップの幅はSonosほど広くないものの、各社は独自の最新音響技術を注ぎ込み音質を競い合う。例えば「デノン DHT-S516H」は、数種類のスピーカーをラインアップするほか、自宅にあるオーディオシステムをマルチルーム再生のグループに加えるアダプターも用意する。

パナソニックの「SC-HTB900」も、Google アシスタント搭載スマートスピーカーとの連動が可能で、サウンドバーで再生中の音楽をスマートスピーカーで鳴らすことができる。

(日経トレンディ 高田学也、写真 文田信基=fort、菊池くらげ)

[日経トレンディ2021年1月号の記事を再構成]

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