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新規組続々YouTubeランキング 再生率1位は米津玄師

SNSタレントパワーランキング2020

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NIKKEI STYLE

日経エンタテインメント!

2005年のサービス開始から15周年を迎えたYouTube。毎月20億人のユーザーが、10時間を超える視聴を楽しむまでにサービスは成長した。

19年から20年にかけては、大物タレントや著名人の公式チャンネルオープンが加速。とんねるず・石橋貴明や江頭2:50などテレビで活躍してきたタレントたちが新たに発信する場を求めて参入した。佐藤健、川口春奈といった俳優陣も自己表現の場としてチャンネルを開設し、今まで見せたことのない新鮮な姿をファンに届けている。

このように芸能人の参入が目立ったものの、登録者数を見ると、やはり"YouTubeの顔"として君臨し続ける、トップYouTuberの人気は高い。

日経エンタテインメント!編集部と日経クロストレンド編集部がユーザーローカルの協力を得て20年10月に行った調査では、1位は894万人のはじめしゃちょー。ツイッターでもフォロワー数452万人を抱え6位にランクインするなど、一般からの知名度も高い。12年から活動を始め、20年9月には岡崎体育がプロデュースを手掛けた配信シングル『動画作る人あるあるソング』で歌手デビューを飾り話題となった。

2位には872万人でせんももあいしーChが続いた。子どもたちの成長記録を配信する先駆け的な存在で、「国内で歴代1位の再生回数を誇る動画」(株式会社オモシロ代表の堂馬佑太氏)である『奈良公園でシカにエサやり Deer Feeding Nara Park 』を17年に配信したチャンネルで知られる。

日経エンタ!編集部は20年6月号でも同様の調査を行ったが、その時点ではじめしゃちょーの登録者数は852万人、せんももあいしーChは755万人だった。わずか5カ月間ではじめしゃちょーは42万人増加、せんももあいしーChに関しては117万人も増加している。

3位には日本のYouTuberの象徴的存在といえるHIKAKINがランクイン。派手なリアクションや変顔を多用し子どもたちから絶大な人気を誇るHIKAKINは、5月に1億円を寄付しコロナ医療支援募金を立ち上げるなど、感染拡大防止を呼びかける動画の数々を投稿し話題となった。

4位のFischer's‐フィッシャーズ‐は7人組の幼なじみによる集団。アスレチックや大食い企画など"全力で遊ぶ姿を見せる"をコンセプトに動画をアップし続け、ティーン層から高い支持を得ている。5位の東海オンエアは愛知・岡崎市を拠点に活動する6人組。手作りいかだで川下りをする動画は、7年前に始めてからシリーズ化されている人気作品だ。

女性YouTuberでトップなのは大食い動画で人気の木下ゆうか。549万人で7位に入った。

YouTuberは配信の内容によって複数のチャンネルを使い分ける傾向がある。HIKAKINに関してはサブチャンネルの「HikakinGames」も登録者数489万人だ。2チャンネル合わせた登録者数は1359万人と大台を超える。

登録者数の指標だけで見ると、まだまだYouTuberの影響力は大きいと言える。

音楽アーティストの存在感

一方、1投稿あたりの平均再生回数を調べて、それを登録者数で割ったものが「YouTube再生率」ランキングだ。これはチャンネル登録者数に対し、1つの動画がどれだけ多く再生されているのかを知る指標となる。

再生率ランキング1位は米津玄師、2位はOfficial髭男dismだった。米津の『Lemon』ミュージックビデオ(MV)は6.2億回再生を超え、ヒゲダンの『Pretender』MVは2.6億回再生を突破している。ほかにも6位にTWICE、8位には嵐が入った。

音楽アーティストが届けるMVのように、比較的時間が短くて何度も再生したくなり、音声だけでも満足できる動画を配信することが、このランキングでは上位に食い込みやすくなるといえるだろう。

アーティスト関連のチャンネルが強さを示すなか、大健闘しているのが3位の本田翼だ。自らで編集作業まで行う彼女は、7月にドラマ『リモートで殺される』の撮影現場の様子を捉えた動画もアップした。コロナ禍での自粛期間には自宅からライブ配信を行い、飾らぬ姿でファンとコミュニケーションを図るなど、好感度を上げている。

上位を狙う新規参入組

最後に芸能人に絞った順位とその開設時期の関係を見ていこう。「芸能人YouTubeチャンネル登録者数」ランキングは、株式会社オモシロが運営する『yutura(ユーチュラ)』のデータをもとに、主にテレビなどYouTube以外のメディアをメインに活躍する著名人チャンネルにフォーカスを当てたものだ。ユーチュラはさまざまなテレビ番組などにランキングデータを提供している。

1位は総合ランキングでも6位に入った米津玄師で550万人。2位も同じくアーティストのONE OK ROCKだ。ともに開設時期は約10年前。アーティストたちが以前からYouTubeを積極的に活用していたことが分かる。

一方、20年以降に開設したチャンネルに目を向けてみると、江頭2:50が216万人で9位にランクインしている。2月1日の初投稿からわずか74日でチャンネル登録者数200万人突破を記録した。これは国内で嵐に次ぐ2位のスピードだ。

3月にチャンネル開設した佐藤健も196万人と高い人気を博している。大ヒットしたドラマ『恋はつづくよどこまでも』の最終回直後に共演者の上白石萌音を招いて初配信を行い鮮烈なデビューを飾ったが、6月に行ったライブ配信では「謎解き系YouTuberとしてやっていきたい」と発言。以降、松丸亮吾や神木隆之介らとコラボして謎解きに挑むなど、テレビでは見られない姿を披露してファンの心をつかんでいる。

声優でランクインしているのが、アニメ『鬼滅の刃』で竈門炭治郎役を務める花江夏樹。『鬼滅の刃』のゲーム実況を行った動画は1300万回再生を突破している。

このベスト20からは惜しくも漏れたが、今後上位に入るのが確実視されるタレントもいる。

例えば1月にチャンネルを開設した川口春奈も登録者数109万人と高い支持を集める。故郷の長崎・五島列島に里帰りする姿を収めた動画を公開するなど、飾らない姿を見せ大きな話題を呼んだ。

新型コロナ感染拡大の影響で、表現する場を求めてオンラインに活路を見出した著名人も多く登場している。このような背景を踏まえると、今後も有名人・著名人のYouTube進出の流れは続きそうだ。

調査方法
 日経エンタテインメント!編集部と日経クロストレンド編集部が200万人以上のフォロワーがいるアカウントをピックアップ。そのリストを元に、ユーザーローカルがアカウントのフォロワー数とリアクションを調査した。フォロワー数は10月13日時点の数字。反応率などの数字も10月13日時点の数字だが、アカウントによっては今年の全投稿が集計対象になっていないケースもある。

(ライター 中山洋平)

[日経エンタテインメント! 2020年12月号の記事を再構成]

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