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ポータブル電源は大容量に限る 災害時も頼り11台充電

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NIKKEI STYLE

ジャーナリストの津田大介氏が、興味のあるモノやサービスを取り上げる本連載。今回は、幅広いシーンで活躍する大容量ポータブル電源を取り上げる。津田氏が最初に注目したポイントは、2000ワットの高出力。過去に出力が足りないポータブル電源で苦い思いをしたという津田氏は、今の時代にこそ相性が良い製品だと話す。

電子レンジやドライヤーも動かせる2000ワットの高出力

クラウドファンディングサイトのマクアケ(Makuake)で見つけた1700ワットアワー(Wh)の大容量ポータブル電源、オールパワーズの「モンスター・エックス(Monster X)」を試してみた。関心を持った理由は、高出力であること。僕は以前、別のポータブル電源でプロジェクターを使おうとして失敗したことがある。スタッフと電気が通っていない山奥のロッジで合宿を行った際に、プロジェクターをつないでパソコンの画面を投影しようとしたが、出力が足りずに映せなかった。容量が大きい製品は珍しくないが、出力の重要性も実感したのだ。

Monster Xは、2000ワットのAC出力ポートを4口搭載しており、パソコンやプロジェクターはもちろん、電子レンジやドライヤー、冷蔵庫などの家電製品も利用可能だ。650ワットの電子レンジであれば、2.5~2.7時間使用できる十分な容量で、キャンプなどへ行く際に車に積んでおけば、電源がなくても自宅のキッチンと同じように使える。

出力はACポートの他にも、USB Type-Aポート(4口)やUSB Type-Cポート(2口)を搭載している。最近はキャンプ地でワーケーションをする人も増えているが、複数人で作業をしていても電源の取り合いになる心配はないだろう。スマホ用のアプリも用意されており、Monster XとBluetoothで接続して、バッテリー残量をチェックしたり、出力のオン/オフを切り替えられたりする。

車との組み合わせが相性抜群

サイズは37.5×24.5×25センチメートルで、重量は14.5キログラム。これだけの大容量とサイズ感であれば通常は災害に備えた非常用電源という位置付けになりそうだが、Monster Xは、車中泊やキャンプなど、さまざまな用途で役に立つだろう。車との組み合わせは、特に相性が良い。僕も乗っているが、ハイブリッド車であれば、コンセントから充電できる。移動中に充電をしてキャンプ地などで宿泊する際に使うスタイルを繰り返せば、電源に困ることはまずなさそうだ。400ワットのAC電源を使えば、4時間で80%まで充電できる。移動していないときでも、ソーラーパネルがあれば屋外で充電可能だ。

持ち運び可能なUPS電源として活用

さらに、UPS(無停電電源装置)を搭載している点にも注目したい。普段は自宅で非常用電源として設置しておけば、停電しても電源供給が途切れる心配はない。セキュリティーカメラや、以前この連載でも紹介した猫用の自動給餌器など、家に人がいなくても自動で運転を継続してほしい機器を持っている人にとっては重宝する。

これだけの大容量なので、当然重くて場所も取るが、持ち運びが可能なUPS電源を買ったと考えれば、使い勝手はかなり良い。今後新型コロナウイルスの感染拡大が収束して野外ライブなどのイベントを行えるようになったら、音響機器を使う際にも役立つだろう。

災害が発生したときにも1台持っていれば、数日間は電源なしで過ごせる。あとは、価格をどう考えるか。一度購入したら防災グッズと同じように5年10年と長期間使える。いざという時の安心を買うと考えて、ひと月あたりの金額に換算すると抵抗感も少ないだろう。

津田大介
ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。「ポリタス」編集長。メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆活動を行う。近著に「情報戦争を生き抜く」(朝日新書)

(構成 藤原達矢=アバンギャルド、写真 渡辺 慎一郎)

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