街に映えるワントーンコーデ 細身パンツでバランス

――2組目は黒で統一したコーディネートで、都会的な印象です。

「街で着るというのを軸に選んでみました。黒のアイテムを中心にシックにまとめているので、ビジネスでの利用もなんとなく想像していただけるかと思います。ただ、今回のコーディネートでは、インナーは米海軍のものに、ボトムスには米軍のトレンチコートをリメイクしたものにして、随所にミリタリー要素を付け加えています」

アウター 15万5000円(マウトリーコンテイラー × ワイルドシングス)、インナー 9800円(米軍デッドストック)、パンツ 3万4000円(インク)、ハット(私物)、シューズ(私物)

――スマートさと武骨さのバランスが絶妙です。パンツはやや細身ですね。

「アウトドア要素を薄めるために、スタイリッシュなシルエットのものをはきました。大きめのアウターに対して、細いボトムスを選ぶとバランスが取れます」

――タウンユースでアウトドア用のジャケットを着る際の参考になりそうですね。インナーは薄手のセーターですが、真冬でも問題ないのでしょうか?

「保温性が高いアウターと合わせるなら十分でしょう。むしろ脇や腕の部分がつっぱらないというメリットがあります。生地もウールなのであたたかく、吸湿性も高い。天然の高機能素材ですね。アメリカでは素肌に着る人もいるみたいですから」

トレンチコートのライナーやキルティング生地、ワークパンツを解体・再構築した一本。スタイリッシュなシルエットも魅力だ
米海軍のセーター。ウール素材の性能が発揮されやすい細身のシルエットが特徴

――合理的な素材選びということですね。シューズも存在感があります。

「これは私物です。色とはき古した風合いが着こなしの“外し”になっています。ダナーというブランドのもので、もともとは軍用として支給されていた一足です。軽量でタフな上、アッパーには防水性の高いゴアテックス素材が使われています」

「洗車やツーリング、キャンプに欠かせませんね」と平さん

機能重視の本格キャンプスタイル パンツはミリタリー仕様

――最後は最も本格的なアウトドアスタイルです。

「普段キャンプに行くときの格好です。米軍のカーゴパンツにダナーのシューズを合わせています。見た目と機能面、どちらの意味でも全身をミリタリーアイテムで統一するのが好みですね」

アウター 15万5000円(マウトリーコンテイラー × ワイルドシングス)、パンツ 1万4800円(米軍デッドストック)、ハット(私物)、シューズ(私物)

――最も目につくのはカーゴパンツです。選んだ理由はなんでしょう?

「使いやすさですね。今着用している483というモデルはポケットが6つも付いているので、グローブなどを差しておくのに最適です。生地もコットンに補強用の加工を施したリップストップ素材を使っているので耐久性が高いです」

「太もも部分のポケットにはバイク用のグローブを入れる」と平さん
キャンプ場では外側にロールアップするのが平さん流

――シルエットも細身できれいですね。ところで、キャンプではハイカットの靴を履く方が多いと思います。カーゴパンツの裾はどうすればいいですか?

「内側にまくって、裾についたひもで縛るのが正しいやり方です。ずり落ちてこないので快適に歩けるかと。他にもシューズの中にしまったり、ロールアップしたりと、いろいろなやり方があります。いろいろ試して一番しっくりくる方法を見つけてもらえばいいのではないかと思います」

※表示価格は税抜き。

文:FACY編集部 山梨幸輝(https://facy.jp/) 写真:加藤潤

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