家電のオンオフをスマホで制御 便利なスマートプラグ

日経PC21

図1 筆者が所有のスマートプラグ。左上がティーピーリンクジャパン、右上がスイッチボット、下がアマゾンの製品。いずれも2000円前後で購入できる

スマートプラグは、スマホなどのIT機器から電化製品のオン・オフを制御できるガジェットだ(図1)。筆者は数年前から試している。

じか挿しタイプの電源タップに似た形状で、コンセントに挿したうえで、電化製品の電源ケーブルを挿し込めばよい。するとWi-Fiなどを経由してスマホのアプリやスマートスピーカーから電源をオン・オフ可能になる(図2)。

図2 スマートプラグをコンセントに挿し、Wi-Fiルーターに接続すると、スマホやスマートスピーカーから電力の供給を制御できるようになる[注]。電源につなぐだけで動作し、強弱などの設定を固定できる機器が操作の対象となる

残念なのは、割と使い道が限られることだ。スマートプラグで制御できるのは電力供給の有無だけ。つまり、電源ケーブルの抜き挿しで電源をオン・オフできるような単機能家電にしか使えない。筆者は照明やサーキュレーター、加湿器など、通電後の操作が不要なシンプルな製品に使っている。

とはいえ、何の操作もできなかった単機能家電で、スマホをリモコンのように使えたり、タイマーやスケジュールを設定したりできるのは便利だ(図3)。スマートプラグを使うには、専用のアプリをダウンロードし、指示に従ってプラグに接続。Wi-Fiルーターとの接続設定などを行う。以降は、アプリでオン・オフやタイマー設定などが可能になる。

図3 左はティーピーリンクジャパンの「カーサ」アプリ。通電のオン・オフのほか、時間指定が可能。照明をランダムにオン・オフして防犯に役立てる「おでかけ」モードがユニークだ。右は「アレクサ」アプリで定型アクションを設定する画面

アマゾンやグーグルのスマートスピーカーと連携できるのも大きな魅力。話しかけるだけで照明やサーキュレーターをオン・オフできるようになる。設定はスマホの「アレクサ」アプリや「グーグルホーム」アプリで行う。異なるメーカーのスマートプラグを一元管理できるのも利点だ。定型アクションを設定すれば、「アレクサ、帰ったよ」「OKグーグル、おやすみ」などのひと言で、一度に電源をオン・オフするなんて芸当も可能になる。

[注]Wi-Fiルーターを経由せずに、ブルートゥースやジグビー(ZigBee)といった近距離無線通信を利用する製品もある。また、一元管理やインターネット経由での制御に別途ハブが必要な製品もある

(ライター 青木恵美)

[日経PC21 2021年2月号掲載記事を再構成]

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