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2021/1/4
オリジナルソース、梅塩、本ワサビ、和ガラシが付いてくる

豚肉は「かつ好」の好みをよく知る肉店、生産者との長年の信頼関係をもとにえりすぐりのものを選び、ジューシーで香り高いとんかつに仕上げている。浜松の「トリイソース」をベースに香辛料などを加えてオリジナルに仕上げたソース、梅塩、本ワサビ、和ガラシが付いてくるので、味の変化を楽しめるのもうれしい。

使用している部位はリブ。オーダーの大きさに合わせてカットしたら、断面を軽くたたいて厚みを均一にし、表裏に細かな切れ目を入れていく。

次に、粉、玉子液にひたして、「かつ好」オリジナルで作ってもらっているというパン粉をまぶしたら、高温の油で衣を固めた後、それよりも低い温度の油で蒸し上げる二度揚げ。フライヤーで揚げる店が多い中、熱伝導率が高い2つの銅鍋で微妙な温度調節をおこなうことで、唯一無二のおいしさに仕上がっているのだ。

使っている油は数種類のゴマ油と植物油のブレンドオイル。ラードなどは使用していない。ひと口ほお張ると、サクッとした食感の衣の中から、軟らかなロース肉のうま味が口いっぱいに広がり、まさに口福のひと時を迎える。

「ヒレかつ」も110グラムから

脂身が得意でないなら、ヘルシーな「ヒレかつ」をチョイスするのもいいだろう。きめが細かく軟らかな赤身肉はさっぱりとした味わいでさくさくと食べ進めてしまう。

こちらも同じく、110グラムから用意があり、写真は110グラムであるが、ご覧の通り充実の内容。「ご飯・おつけもの」、「味噌汁」をつけて定食としていただくのもいいが、お薦めはさらにそこに「すっぽんカレールー」もプラスすることだ。

スッポンはもともと、コースの前菜などのために入荷していたが、あるとき、余った身をまかないのカレーに使っていることを常連客に話したところ、「ぜひ食べてみたい」とのラブコールがあったことから、メニューに追加。

スッポンの身とだしを、味噌汁を仕込むときの2番だしとともに煮込み、さらに豚肉を加えられたカレーが、病みつきにならないわけがない。もちろん、カレーだけでもため息が出るほどのうまさなので、ひとしきり飲み食いした後のシメとしても楽しんでほしい。

現状、コロナ禍によって接待利用が減少しているものの、本来はゆっくりと会食した後の最後のお楽しみとしてカレーを堪能する人も多かったのだとか。

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