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平均リアクション数ランキングでトップに立ったのはBTS。これに前澤友作、松本人志が続き、フォロワー数ランキングの上位3組がここでもトップ3を独占。拡散力でも強さを誇ることが分かった。自身では彼らをフォローしていなくても、投稿をよく目にするという人も多いはずで、そうしたところからもこの結果に納得がいくのではないだろうか。

なお、必ずしもすべてのフォロワーがすべての投稿に「いいね」やリツイートをするわけではないが、フォロワー数が多いほどそれだけリアクションの数も多くなる可能性が高いのは事実。そこで、フォロワー数に左右されないリアクション数を測定するために、平均反響数をフォロワー数で割った「平均エンゲージメント率」を調査した。つまり、ここでの上位は自身の投稿に対して積極的にリアクションをとり、拡散してくれるファンが多いことを示す。

こちらのランキングで1位となったのは、アイドルグループの嵐。これに、シンガーソングライターの米津玄師が続くという結果に。両者は、他と比べて特に高い数値を記録している。さらに、BTSが3位、三代目J Soul Brothersのメンバー・岩田剛典と登坂広臣がそれぞれ4位と9位に入った。音楽系アーティストに対し熱狂的なファンが支持していると分析できる。

このほか、平均リアクション数ランキングと平均エンゲージメント率では、YouTuberも存在感を発揮。フォロワー数ランキングでトップ30圏外ながら、上位につけたブライアンは、元々短い尺の動画で人気を集めている。外出先や移動時間など隙間時間で確認することの多いツイッターで、他のYouTuberより高い反響を集めるのも納得だ。

また元首相の安倍晋三や現・行政改革大臣の河野太郎という政治家もランクイン。米国同様、日本でも政治の世界でのSNS活用が進み、政治家のSNS上での発言に対して反響が生まれる土壌が出来たことを示す結果といっていいだろう。

調査方法
 日経エンタテインメント!編集部と日経クロストレンド編集部が200万人以上のフォロワーがいるアカウントをピックアップ。そのリストを元に、ユーザーローカルがアカウントのフォロワー数とリアクションを調査した。フォロワー数は2020年10月13日時点の数字。反応率などの数字も10月13日時点の数字だが、アカウントによっては今年の全投稿が集計対象になっていないケースもある。

(ライター 羽田健治)

[日経エンタテインメント! 2020年12月号の記事を再構成]