菅田将暉 「コラボの年にしよう」と考えていなかった菅田将暉インタビュー(上)

日経エンタテインメント!

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コロナ禍に襲われた2020年は、音楽活動で様々なコラボを発表した。主演映画『糸』が22億円を突破。『MIU404』でも悪役で印象を残した。公開中の映画『STAND BY ME ドラえもん 2』の主題歌『虹』やラジオ『オールナイトニッポン』も含め、1年を振り返ってもらったインタビューを2回に分けて掲載する。

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2020年は映画『糸』『浅田家!』、ドラマ『MIU404』の3作に出演した菅田将暉。アーティストとしては7月のCreepy Nutsとの『サントラ』『日曜日よりの使者』に始まり、石崎ひゅーい&亀田誠治との『糸』、OKAMOTO'Sとの『Keep On Running』、同じ事務所に所属する中村倫也との『サンキュー神様』などといった多種多様なコラボレーション活動が目立つ年でもあった。20年は菅田にとってどんな年になったのか。

「人と人が手を組む1年になったなと思います。音楽に関しては特に“コラボの年にしよう”と考えていたわけではなかったんですけど、結果的にコロナの影響があったからかもしれないです。自粛期間中の交流手段がリモートしかなくて、リモートで1番活動しやすかったのが音楽だった。そういう意味でも動き出したタイミングが、たまたま重なったんだと思います。

OKAMOTO'Sのオカモトレイジ君とはプライベートでもよく遊んでいて仲が良かったですし、Creepy Nutsのお2人も、ラジオの仕事を通して交流があって。(中村)倫也さんとのコラボで歌った『サンキュー神様』は、マネジャーさんのPCにストックされていた音源の整理をしていたときに見つけたものなんです。『懐かしいね、歌ってみようか』ということになり『倫也さん、今、時間あります?』と(笑)。面白い人たちとモノを作るのは、単純に楽しいです。特に僕のあまり知らない音楽という世界のプロの人たちは、一緒にいるだけで刺激的。すごく面白かったです」

現在、公開中の映画『STAND BY ME ドラえもん 2』では、主題歌『虹』を担当。今作でも旧知の仲である石崎ひゅーいが、作詞・作曲を手掛けている。

「ちょうど1年くらい前に、ひゅーい君に『こんな話があって』と主題歌のことをお願いしてみたら『ぜひ』と受けてくれたんです。作るなかでの僕の関わり方は曲によって違うんですけど、今回は2人でお茶をしながら、僕が『こう思う』『こうできたら』といっぱいアイデア出しをして、ひゅーい君がそれを踏まえて作業してくれるという形でした。で、作ってきてくれたものに対してまたあれこれ言うという、非常にわがままな立ち位置でした(笑)」

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