powered by 大人のレストランガイド

創業50年、移転しても愛される西洋料理 東京・神楽坂

2020/12/28
「仔牛すね肉の煮込み ニース風」
「仔牛すね肉の煮込み ニース風」

1970年、千代田区三番町で誕生した西洋料理屋「夏目亭」は2020年で創業50年を迎えた。

開店からしばらくして麹町の地を離れてからは瀬田や広尾、青山を経て、2011年からは神楽坂の地で営業。青山時代には同店を育ててきた夏目安彦さんはタレントの故・藤村俊二さんがオーナーを務めたワインバー「オヒョイズバー」(現在は閉店)の料理長も務めていた。

現在、「夏目亭」を切り盛りしているのは「オヒョイズバー」時代からソムリエとして活躍してきた荒川裕さん。料理担当は瀬田時代にシェフを務めていた篠田義信さんだ。

Summary
1.50年の歴史を持つ西洋料理・ビストロ
2.「3種のやさいのオムレツ」をはじめ長年受け継がれてきたメニュー
3.低温薫製のサーモンや牛すね肉の煮込みなどアラカルトメニューも豊富

エバーブルーの壁紙に彩られた店内は太陽光がたっぷり入って明るい雰囲気。

明るい店内には50年の歴史を感じるインテリアが飾られている

壁には藤村さんからの借り物であるアート作品が並び、大正期から活躍した木工家・林二郎さんが手がけたレトロないすが並ぶカウンター上は「オヒョイズバー」時代に使われていたコーヒーミルで彩られている。

料理は開店当時の面影を宿したものが大半。定番メニューは約30品用意されているほか、旬の素材を使ったその日のお薦め約10品が黒板にしたためられている。予算に合わせてコースにも対応するが、基本はアラカルト。一人で訪れて好きなものを2品以上楽しむ人も多いというが、「オニオングラタンスープ」や「ビーフカツレツ」といった昔ながらの西洋料理を前に、かつてを懐かしむ客も多いのかもしれない。

こちらの店の歴史を知るファンをはじめ、今でも食道楽の人はよく来店するそうで、一人での利用や家族での利用など、めいめいがシーンに合わせて楽しんでいるようだ。

メールマガジン登録
大人のレストランガイド
注目記事
メールマガジン登録
大人のレストランガイド