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写真はイメージ =PIXTA

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コロナショックは様々な変革をもたらしていますが、年末年始恒例の忘年会や新年会も消滅させてしまいました。強制的な飲み会はなくなってもよいのでしょうが、日本社会が大切にしてきた「節目」「つながり」まであいまいになってしまうと、それはそれで仕事にも影響がありそうです。特に成長を意識するためには、強制的なイベントがあった方がきっかけになります。

リアル忘年会はオワコン?

東京商工リサーチの調査によると、90%を超える会社が忘年会を中止にしたそうです。同調査によれば2019年時点でも20%ほどの企業では忘年会そのものをとりやめているとのことなので、コロナショックの影響は70%超の企業に及んでいます。

忘年会が中止になったことについて、残念だという意見もあれば、歓迎する意見もあるようです。

忘年会のメリットについて、「節目」「つながり」という観点での意見をまとめてみると、例えば次のようなものがあります。

・年末という節目でもあり、1年を振り返ることができる
・1年間の良かったことを振り返り、嫌なことを忘れ、気持ちを新たにできる
・上司や同僚の意外な一面を知ることで親近感が高まる
・普段話さない人とも話すことで、仕事に役立つつながりができる

一方でデメリットとしてはこんな意見もあります。

・全員参加を強制することは、集団や酒席が苦手な人に対するハラスメントになる
・仮に自由参加だとしても、参加しないという選択肢は取りづらい
・飲酒や脂肪分の多い料理を強制させられることは健康の面で問題がある
・知らなくても良いプライベートを知らされることが苦痛

それ以外には「会社の負担で飲食ができてうれしい」というメリットを挙げる人もいれば、「どうせお金を使うなら現金でほしい」というものもあります。リアル忘年会はオワコンだという意見すら出ているとも聞きます。

ではデメリットを解消しつつ「節目」や「つながり」だけを得る方法はないのでしょうか?

たとえばオンラインでの忘年会、というスタイルも話題に上りました。

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