Men's Fashion

「シャツイチ」がキマるオーダー 選び方のポイントは

トピック

2020.12.12

新型コロナ感染拡大によって、シャツ1枚で過ごす「シャツイチ」スタイルが定着した。在宅ワークで対応するモニター越しの会議できちんとした印象を与えることができるのがシャツの良さでもある。大事にしたいのがフィット感だ。そこで手ごろな価格で手に入るオーダーシャツをおすすめしたい。




ビジネスウエアのセレクトショップ、麻布テーラーは2021年1月27日までオーダーシャツフェアを全店で開催。今回は例年以上にラインアップを拡大し、選択肢の幅を広げた。これまでの上質な国産生地に加え、インポート生地を投入。しわになりにくいリンクルフリー生地といった機能性素材のシャツも選ぶことができる。 豊富な品ぞろえの中から、いまのビジネススタイルに合うおすすめのシャツを聞いた。

ビジネスでチェック、カジュアルでストライプの逆提案

考えてもらったのは2パターン。ビジネスの王道ともいえる、ネイビーのスーツに合わせるシャツ。もう1つは最近人気が高まっているブラウン系のカジュアルなジャケット&パンツスタイルに合わせるシャツだ。

「ビジネスではストライプ、カジュアルではチェックというイメージがありますが、今回はあえて、逆の提案を考えてみました」と同社。

まず、ネイビーに合わせるシャツとして選んでくれたのが、白が多い繊細なグラフチェックのシャツ。「ストライプよりも主張することがなく、端正なイメージを発信できます」と言う。小紋柄のネクタイと好相性だといい、合わせてみるとVゾーンが印象的に。ネイビースタイルを変化させて楽しめそうだ。

ネイビーのスーツには、白が多い繊細なグラフチェックのシャツ

続いてブラウンコーデにはどんなシャツがおすすめだろうか。

合わせたのはオックスフォード生地を採用したベージュのストライプ柄。「カジュアルジャケットとの素材感がマッチしますし、ストライプ柄が清潔感もプラスしてくれます」

柄×柄になるが、落ち着いたベージュカラーを選ぶことで、ジャケットとトーンを調和させて落ち着いた印象を演出できる。「カジュアル感のあるチェックジャケットなどとのコーディネートが楽しめます」

カジュアルジャケットにオックスフォード生地を採用したベージュのストライプ柄シャツ

オーダーでは襟やカフスの形、ポケット型などを選べるほか、刺しゅうもできる。1枚あたりのオーダー価格はレギュラー生地が税別8000円、リンクルフリー生地が同1万円、インポート生地が同1万2000円となり、組み合わせ自由で2枚単位での購入となる。