ファーストサマーウイカ 深夜ラジオ、下ネタは知的に僕たちのラジオデイズ(4)

日経エンタテインメント!

コテコテの関西弁から繰り出す切れ味鋭いコメントで、“次世代バラエティクイーン”の呼び声高い、ファーストサマーウイカ。今年4月の番組改編で、『オールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送)のパーソナリティーに抜てき。毎週月曜深夜3時からの生放送ということもあり、大胆不敵な発言、放送コードギリギリの下ネタ、前例のない攻めた企画などが話題を集めている。実は、昨年11月に単発回で『オールナイトニッポン0(ZERO)』に出演。そこで爪痕を残せたことがレギュラー化につながったそうだ。

1990年6月4日生まれ、大阪府出身。現在ラジオのレギュラー番組を3本抱え、『DIG GIG TOKYO!』(TOKYO FM)でもパーソナリティーを務める。また、『任意同行願えますか?』(日本テレビ系)、『不可避研究中』(NHK総合)など、MC、女優としても活躍の幅を広げている(写真:中川容邦)

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下ネタは知的にトーク!?

「改編を見据えた時期の単発はお試しというか、顔見せのテストだと思ったので、フルスロットルで行きましたね。聴いた人に『ヤバい』と思ってもらったり、その後のスタッフ会議で名前を出してもらえることを意識してやりました。なので、レギュラーの話が来た時は、テストが満点で返ってきたときみたいに、本当にうれしかったです。

実は、私が初めてラジオでレギュラーを取ったのは、18年からFMヨコハマでやっている『Tresen』(※)という番組です。アシスタントの方が欠席した時に、緊急代打で出演してかなりヒットが打てたんですよね(笑)。メインDJとの相性が良かったのか、ツイッターの評判も良くて。ただ打率やその爆発力って続くもんじゃないので、ちゃんと他の良さを出していかなきゃいけないというのは、その時に学びました。

(※)横浜エフエムで月~金曜の15時から放送中の音楽バラエティ。メインパーソナリティーは植松哲平。ファーストサマーウイカは木曜パーソナリティーを務める。

そこで『オールナイトニッポン0(ZERO)』では、自分の1番の武器である引き出しの多さを見せていければいいなと。そういう部分はテレビでもあまり出せていなかったので。例えば、私の活動の軸の1つはずっとやってきた音楽なので、番組で流れる楽曲は、すべて自分で選曲しているんです。スタート直後は、おじさんのリスナーの心をつかむことを意識し、80年代や90年代の懐メロをかけたりすることで、『俺らより1回りも2回りも下なのに、何でこんな曲を知ってんの?』みたいなメールをいただけて、『よし!』みたいな。

また下ネタを今、女性タレントでラジオで堂々としゃべっている人って珍しいのかなって。ただ一応女子なので、汚い感じにならないよう、知識的な要素も加えてインテリジェンスな下ネタに昇華することは心掛けています(笑)。その結果、『往年の鶴光さんを思い出す』とか、『逆に、たまにする真面目な話がめっちゃいい』みたいな反応があってうれしいですね」

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