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コロナ禍に伴う在宅勤務も副業意欲を高めるきっかけに(写真はイメージ =PIXTA)

コロナ禍に伴う在宅勤務も副業意欲を高めるきっかけに(写真はイメージ =PIXTA)

日本経済新聞社と日経HRが共同で実施したアンケートで、転職希望者の約85%が副業に取り組んでいたり関心を持っていたりと、「副業に前向き」であることが分かった。転職に関心がない層では7割弱で、転職希望者のほうが副業への向き合い方が積極的とみえる。また、転職希望者は収入確保のほか、スキルアップやキャリアアップなど自身の人材価値を高める手段として副業を考える傾向が強いようだ。

◇  ◇  ◇

アンケート調査は日本経済新聞社と日経HRが共同で10月26日~30日にかけて実施、4279人の会社員から回答を得た。このうち「転職活動中」「転職活動はしていないが1年以内に転職したい」「転職活動はしていないが数年以内に転職したい」と答えた層(1455人)を「転職希望者」と定義し、主に「転職に関心がない」層(2757人)との回答を比較した。

「副業をしているか」を聞いたところ、転職希望者では「現在副業をしている」が12%、「探している」が8.6%、「関心がある」が64.9%に上り、85.5%が副業に前向きなことが分かった。「転職は考えていない」層では、「副業をしている」が10%、「探している」が2.5%、「関心はある」は56.1%だった。ただ、転職希望者のなかで「副業経験あり」は18.1%。副業への意欲は高いものの「勤務先の規定で認められていない」などの理由から、実際に副業を経験した人は少数派にとどまっている。

スキルアップなど自身の成長が目的の副業目立つ

副業の目的については(複数回答)、転職希望者においても回答者全体の傾向と同様、「収入確保のため」(71.9%)が最も多かったものの、「スキルアップや成長のため」(41.3%)、「自分の能力をいかすため」(40.5%)、「キャリアアップのため」(39.1%)、「新しいことに挑戦するため」(38.4%)「転職準備のため」(28.5%)など、ビジネスパーソンとしての価値や経験値を高めるべく、多彩な動機付けをして副業をとらえる人が多いようだ。「転職は考えていない」人では、「収入確保のため」が69.8%、「スキルアップや成長のため」が31.1%、「キャリアアップのため」は26.4%だった。

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