Men's Fashion

ニットジャケットのコーデ コントラストか同系色か

How to

2020.12.8

MEN'S EX

オンに比べて色柄の選択肢が広がるのも 休日ジャケット(JK)の魅力だが、それゆえにどう着こなすか 迷ってしまう方もいるはず。そこで各種ニットJKを主役に、「同系トーン」と「コントラスト」 という二軸のテクニックで装い例をご紹介しよう。




【CONTRAST Style】

美しいキャメルカラーをグレーパンツで引き立てる

ニット1万9000円/トゥモローランド トリコ(トゥモローランド) パンツ3万4000円/ザ・ジジ(アマン) 靴4万4000円/C.QP(ビームス 六本木ヒルズ)

FILIPPO DE LAURENTIIS(フィリッポ デ ローレンティス)

ジャケットはラグジュアリーなカシミア100%を素材を、表情あるリブ編みに仕立てた一着。しっかりと目を詰めて編み上げることで、カシミアならではの滑らかさ、柔らかさと、立体感あるシェイプに欠かせない適度なハリ感を両立している。こちらはトップスとボトムスでコントラストを効かせたコーディネート。美しいキャメルブラウンを濃いめのグレーで引き締めることで、発色の美しさが際立っている。インナーもダークトーンだとジャケットだけが浮いてしまうため、ホワイトのタートルニットで繋がりを意識。こちらはハイゲージをチョイスし、ジャケットと素材感を変えることで奥行きある印象にまとめている。8万9000円(トヨダトレーディング プレスルーム)

ウインターホワイトで紺ジャケを軽やかに

シャツ1万9000円/ボルゾネッラ(ナノ・ユニバース カスタマーサービス) パンツ4万2000円 靴5万6000円/以上ポール・スチュアート(SANYO SHOKAI)

LUNAUL(ルナル)

こちらも上と同様、カシミア100%のニットジャケット。一見ネイビー無地に見えるが、よく見るとパープル、グレー、ブラックなど複数の色糸がミックスされていて、光を受けると実に表情豊かな色合いを見せる。カシミア素材の名門として知られる東洋紡糸が手掛けたニット地だ。トップスと靴をダークトーンでまとめつつ、ホワイトパンツでコントラストを。冬の白パンとは意外かもしれないが、昨今は重苦しさを回避する手段として洒落者の間で一般化しつつある。ペラペラした素材は避け、ヘビーなツイルやフランネルなどを選ぶとよい。ジャケットの白ボタンともさりげなくリンク。17万9000円(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター)