本来、食事の場で自分のハンカチをひんぱんに用いるのはあまり良いマナーとは言えません(レストラン側に十分にリネンが用意されていないという嫌みな行動になるため)。しかし、現状において、自分の口を覆うためなら許されるのではないでしょうか。

そして、4。「マスク会食」として話題になっているのは、何回もマスクを着脱するこの方式。ただ、片方の耳からマスクひもを外し、またかける、という行為が頻繁に食事中にあるのは、「かえって不衛生ではないか」という気がします。会話も相当しにくいのではないでしょうか。

東京都の小池知事は「会食は『5つの小』を合言葉にして」と呼びかけ(11月19日、都庁)

マスクは本来、外界からのウイルスを人の鼻や口元に近づけないためのフィルターとして機能するものです。着脱するとなると、フィルターの表面に指で触り、付着したものを振るい落とす確率が高くならないでしょうか。そのような印象を感じるだけで何となく避けたく思ってしまいますので、この方式の場合は、せめて外からつけてきたマスクを、新しい「食事用のマスク」に換えて対応しましょう。

今の段階では、1+3の方式がいいのではないかと思います。あくまで個人的な意見ですが、基本的マナーを守ることを前提条件とするならば、4と同じような防止策になるのではないかと思うのです。その基本的マナーについては、次回改めてお話します。

マスクの色や素材に決まりはあるのか?

生活のあらゆるシーンに密着してしまった「マスク」の存在。つけ方や扱い方について様々な悩みが出てきて、新しい知恵やルールが育っています。マスク自体の扱いについても少し考察が必要ですね。

最近はおしゃれマスクが豊富に出そろっています。服装とともに、ぴたっとコーディネートしている方を見ると「かっこいい」と思います。話題の種にもなりそうですから、会食の目的次第では、おしゃれ優先でもいいと思います。

ただ、ビジネス会食では、清潔感とノーマルなイメージを優先させたほうが、信頼感は生まれやすいと考えます。やはり、いちばん推奨するのは白のペーパーマスクです。決して厳密なマナーなどと言うつもりはありませんが、さまざまな場面を見ていてそう思うのです。

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