売れ筋は2万~3万円台 プリンター複合機の選び方プリンターの新しい常識(上)

日経PC21

年末は年賀状印刷に利用する人も多い(写真はイメージ=PIXTA)
年末は年賀状印刷に利用する人も多い(写真はイメージ=PIXTA)

2020年は自宅での仕事を余儀なくされ、需要が急増したプリンター複合機。一時期はほぼ売り切れになるほどの状況だった。現在は少し落ち着き、9月以降には各社の新モデルが続々登場している。年末に向けて買い替えを検討している人も多いだろう。そこで修理対応期間が終了し、買い替え時期に差しかかった6~7年前モデルと最新機で、各メーカーのプリンター複合機の進化点を比較してみた(図1)。

図1 大半のプリンター複合機は、終売から5年間が修理対応期間。これらの製品を利用している場合、問題が発生したら、左側のような最新モデルへの買い替えが必要だ

1つめの進化点は本体サイズ。図2の通り、各メーカーともこの6~7年内にフルモデルチェンジし、本体サイズを小型化。重さも軽くなった。特にキヤノンはひと回りほどサイズダウンし、設置スペースも狭くなっている。

図2 図1の旧売れ筋製品と最新機で、各メーカーの製品の進化点を比較した。一番の違いはサイズ。上の表や製品画像で示したように本体は3社ともに小型化。なかでもキヤノンはひと回りほど小さくなり、重さも1.6キロも軽くなった

2つめはモニターサイズ(図3)。こちらはキヤノンだけの進化点になるが、モニターサイズが3.5型から4.3型ワイドへと大型化。タッチ操作もずいぶんとスムーズになっている。

図3 キヤノンはモニターサイズが大型化。またスマホと同じように、画面をタッチしたときの反応も良く、操作しやすくなった。セイコーエプソンとブラザー工業は変更がない

3つめはインク。色数は旧型と同じだが、インク自体は進化しており、色域などが広がっている(図4)。一方でインターフェースは縮小傾向(図5)。以前は有線LAN端子付きが当たり前だったが、キヤノンとセイコーエプソンはWi-Fiのみに。利用できるメモリーカードもSDカードだけになっている。

図4 インクは7年前の「MG7130」も最新の「TS8430」も6色。色数は同じだが、キヤノンは15年に色域の広い新インクに改良。またセイコーエプソンも、16年に新型インクを投入した
図5 インタフェースにも差が。最新機は有線LAN やメモリースティックDuoなどの端子が省かれていることが多い。またキヤノンのみ、5GHz帯のWi-Fiも利用できる
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