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アップルAirPods Proが圧倒 テレワークも追い風に

2020年ヒット商品ベスト30

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NIKKEI STYLE

日経トレンディ

日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の6位に「AirPods Pro(エアーポッズ・プロ)」が選ばれた。ノイズキャンセリング機能を搭載するとともに「密閉型」に進化。高性能なマイクを武器にテレワークの必需品となり、ライバルを圧倒した。

消音性能で他を圧倒、テレワークでも活躍

16年末に「耳からうどん」と言われた奇抜なデザインの「AirPods」によって、左右が分離した完全ワイヤレスイヤホンの市場をつくり上げたアップル。20年はその上位機で「ノイズキャンセリング(ノイキャン)人気」に火を付けた。

周囲の雑音を電気的に打ち消すノイキャンは、長らくソニーなどが開発していた技術だが、完全ワイヤレスイヤホンへの搭載例は少なかった。アップルはノイキャン技術を独自に開発し、19年10月発売の上位機「AirPods Pro」に搭載した。

それまでのAirPodsシリーズは、耳を圧迫しない「開放型」であることを特徴としていた。そのため発表前には、多くの専門家がAirPods Proも開放型だと予想していた。しかし開放型には周囲の雑音が聞こえやすい弱点がある。同社は君子豹変し、AirPods Proでは耳穴にぴったりはまる「密閉型」を採用。これによって遮音性が向上し、電車内でも雑音を気にせず音楽を聴けるようになった。「ノイキャンの性能では、現在でも世界でトップクラス。外部音取り込みモードで音が自然なのも良い」(AV評論家の折原一也氏)と評価されている。

他メーカーの追随を許さず

AirPods Proは、日本でシェアの高いiPhoneとの相性が良く、電車通勤の多い日本の生活スタイルにも合っていたため人気が沸騰。税込み3万円前後と高価にもかかわらず、発売直後は1カ月待ちになり、入手しにくい状態が続いた。

そしてこの勢いは、新型コロナの感染拡大で通勤が減っても衰えなかった。AirPods Proは、急激に拡大したテレワークにもマッチしていたからだ。家で仕事をしていると、家族の話し声やテレビの音声などが意外に気になるもの。AirPods Proがあれば、雑音を打ち消しつつ、静かな環境で働くことができた。周囲の話し声などに対応する必要があるときに便利な「外部音取り込みモード」も備えており、ワンタッチで切り替えられた。

また、競合製品に比べてマイクの性能が高く、「Zoom(ズーム)」などのオンライン会議システムでヘッドセット代わりに利用する人も多かった。テレワークによって、AirPods Proは「1日中必要なイヤホン」にランクアップしたともいえるだろう。

ノイキャンへの注目度が高まったことにより、20年4月以降は他メーカーも続々とノイキャン付き製品を投入。パナソニック、オーディオテクニカ、ゼンハイザーなどの有名オーディオ機器メーカーの他、ファーウェイやOPPOなどの中国勢も低価格製品でアピールした。しかしAirPods Proを脅かす製品はついに現れず。完全ワイヤレスイヤホン市場における20年1~9月のシェアは24.3%で圧倒的1位だ。先行していたソニーの「WF-1000XM3」も好調だったが、シェア8%にとどまった。

AirPods Proは、20年9月に公開された「iOS 14」により、立体音響機能(3Dオーディオ)にも対応。まだまだ第一線で活躍しそうだ。

[日経トレンディ2020年12月号の記事を再構成]

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