コロナ下でも抜擢されるのは「組織・人材を動かせる」リーダー

3つ目に「チーム(組織)やメンバー(人材)をどう動かしてくれるか」というリーダーシップ側面があります。リーダーシップ資質に関して、採用側が主に求めるのは次の2点です。

・あなたが自社の組織や人材をうまく使って成果を出してくれるのかということ(目標設定し、職務を割り当て、遂行し、結果についてレビューと評価・考課を行えるのか)

・それにとどまらず、組織を生成発展させていってくれそうか、人材を採用・育成・開発し成長へと導いてくれるか

この2点について、これまでの具体的な取り組みや実績、あるいは苦労を含めてしっかり応募先企業、経営者に伝えることができるか否かで、「ぜひとも我が社に」と引く手あまたになるか、求められないミドル・シニアとなるかが、くっきり分かれます。

肩書きは何であれ、ミドルやシニアの皆さんの転職では、「他人を扱い、試行錯誤・苦労しながら、組織としての成果を上げる」ということに対して相応の役割と報酬が支払われるのだということをしっかり認識して臨んでもらえればと思います。

メンバーシップ型かジョブ型か。転職先企業がどの雇用スタイルを取っていようと、どの雇用スタイルに変えようとしていても、ミドルやシニアの皆さんが持っているべきで、転職活動時にしっかりアピールして伝えるべきものは、この3つであることは変わりません。

「出せる成果」「なじむ風土」「動かせる組織・人材」についての3点セットを具体的に分かりやすく面接相手に伝えることに集中すれば、このウィズコロナ下であってもおのずと転職活動はうまく行きます。それに加えて、入社後の活躍の確度がぐんと高まりますので、お楽しみに。

※「次世代リーダーの転職学」は金曜掲載です。この連載は3人が交代で執筆します。

井上和幸
経営者JP社長兼CEO。早大卒、リクルート入社。人材コンサルティング会社に転職後、リクルート・エックス(現リクルートエグゼクティブエージェント)のマネージングディレクターを経て、2010年に経営者JPを設立。「社長になる人の条件」(日本実業出版社)、「ずるいマネジメント」(SBクリエイティブ)など著書多数。

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