神木隆之介 まあ若手ですけど、心はもう「部長」です神木隆之介インタビュー(下)

日経エンタテインメント!

日経エンタテインメント!

「天才子役」と呼ばれた幼少期からのピュアな魅力と人気を保ちながら、27歳の大人俳優に成長した神木隆之介。デビューのきっかけから子役からの転換点などについて語ってくれた前回の「神木隆之介 何が起こるのか…流れに身を任せてきた」に続き、今回はYouTubeへの取り組みや25年間の役者生活、今後のビジョンについて聞いた。

1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。1995年にCMでデビュー。04年『お父さんのバックドロップ』で映画初主演。以降の映画に『遠くの空に消えた』(07年)、ドラマに『やけに弁が立つ弁護士が学校でほえる』(18年)、『鉄の骨』(20年)などがある(写真:藤本和史)

昨年は松尾スズキ作・演出の『キレイ‐神様と待ち合わせした女‐』で舞台に初挑戦。今年はYouTubeチャンネル「リュウチューブ」を開設し、アニバーサリーブック『おもて神木/うら神木』を発売するなど新たな挑戦が目立つ。

「僕には舞台で演じ切れる能力もないし、声量もない。足を引っ張っちゃうのは目に見えてたので、『舞台は怖い、できません』って言い続けていたんです。でもチーフ(マネジャー)から、『30歳になる前に経験しておかないと、もうできなくなっちゃうかもよ』って言われて。『軽い気持ちで1回やってみたら?』と言われたときに、確かに、と思ったんです。『楽しくやれた』とか、『やっぱキツかった』とか、どんなことを思うのかも分からない。やってもいないのにああだこうだ言うのも違うなと。

それで『キレイ』を選んで、大正解でした。舞台上でキャストのお芝居を見るのも楽しいし、普段もみんな優しいし、面白いし、最高に幸せで。すごく恵まれた環境で初舞台を踏むことができました。やっぱり、表現には“恥”って邪魔ですね。思い切りやってナンボ。『ちょっとやりすぎ』って言われるくらいでちょうどいい。舞台を経験して、改めて思いました。

YouTubeは、自粛期間中に周りの人たちがインスタで生配信したりするのを見て、自粛明けにはファンの方とのコミュニケーションがガラッと変わるんだろうなと思ったんです。それで、普段から見ていて近い存在のYouTubeを始めることにしました。以前から、応援してくださるみなさんと近いところでコミュニケーションを取れるといいなと思っていたので、すごく楽しいです。

僕、マンガとか鉄道とか趣味も多いので、やりたいことは尽きないし、今後企画を通して、ジャンルが違ういろんな方とも会えるでしょうし。もっと世界を広げたいと思っている今の自分には、ぴったりでした」

注目記事
次のページ
自分は“つまらない”、面白くなりたい