着ぶくれ無縁のコーデに ぴったりタートルは冬の引き締め役

ロングブーツがシャープな脚線を印象づけています

冬は着ぶくれが心配の種。でも、タートルネックニットをうまく使えば、かえって着やせメリットを引き出せます。フィット感のあるタートルネックニットは、アウターをはおった着姿をすっきり見せてくれます。トップスの裾をボトムスにきっちりウエストインすると、「きちんと感」を演出できます。目立つバックル付きのベルトを締めると、ウエストの細感をさらに強調できます。ジップ使いのアウターと膝下丈のスカートを重ねて、「アクティブ×フェミニン」のミックスコーデに整えました。

首元とパンツとコートの縁取りの黒がシャープな印象に

コートルックで前を閉じた場合、かさばって見えるのを防ぐうえでもタートルネックニットは便利。コートに隠れてしまわないタートル部分を生かせば、細長いイメージを強められます。グレーのコートの首元から、黒のタートルネックニットをのぞかせて、首元を引き締めました。マフラーを巻かなくても、首が冷えないのは、防寒面でうれしいところ。パンツもブラック系で合わせて、上下で細見え効果を発揮しています。

意外なスポットから腕が出て、味わい深い着映えに

上下で色を共通化させると、縦につながったような見え具合になるおかげで、縦長イメージが強まります。コンパクトに見せる効果の高い黒で統一すれば、一段とスレンダーな印象に。優美なシルエットのマントは、レディー感が重視される今シーズンの注目アウターです。ボディーに自然と沿う、黒のタートルネックニットを迎えれば、コートの量感がさらに強まって、着やせメリットが生まれる仕掛け。首元のほか、腕、パンツ、靴も黒系で統一し、全体をスリムに見せています。

毛糸から違う最高級の品質 長く着られる信頼の一着

イタリアで1924年に創業した「ロロ・ピアーナ」は最高級のテキスタイルで知られていて、アクセサリーやギフトまで品ぞろえも充実しています。最高品質のカシミヤやウールは、本物を知る世界のリーダー層が愛用。建築家・青木淳氏が設計した旗艦店を2020年6月、東京・銀座にオープンしました。極上の素材だから、タートルネックを1枚で着ても、品格を印象づけてくれます。

顔に近い位置にあるから、タートル部分はかなり目立ちやすいもの。上質な風合いの素材を選ぶのが、顔回りに気品をまとうポイントです。カシミヤのような極上ヤーンなら、ぬくもりも格別なので、分厚く着込まなくても、冬のおしゃれを楽しみやすくなるでしょう。「柄をアクセントに」「ワントーンにまとめる」「ぴったりタートルで引き締める」という3つのコツを生かしたコーデで、冬ニットの着こなしをランクアップしてみませんか。

(画像協力)
ロロ・ピアーナ
https://jp.loropiana.com/ja/
宮田理江
ファッションジャーナリスト、ファッションディレクター。多彩なメディアでランウェイリポートからトレンド情報、スタイリング指南などを発信。バイヤー、プレスなど業界経験を生かした、「買う側・着る側の気持ち」に目配りした解説が好評。自らのテレビ通販ブランドもプロデュース。セミナーやイベント出演も多い。 著書に「おしゃれの近道」「もっとおしゃれの近道」(ともに、学研パブリッシング)がある。